日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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護身

福光谷2018。石蕗咲く限りに於いて。

2018年6月の豪雨被害の後。秋。石蕗策の頃に記す。 今年の大豪雨で、半世紀ぶりに裏山が崩落。貴重な果樹・植木を失ったが、福光党にとって、重要な石蕗とシャガは幾分生き残った。 12代目が、福光谷に石蕗とシャガのあるかぎり、福光党男系男子と古術は滅…

一所懸命

熊本の武友であり、同志であるH氏から、正月、宅急便が届いたので、何だろうと思って、開けてみると、これが入っていた。<一所懸命>。好きな言葉だ。 もともと、古術が受け継がれて来たのは、自分の土地を守るためという現実的な側面があった。江戸期、土…

古術の起源。〇6年頃の知識で書く。

古術の得物は、元は薙刀だと伝えられている。しかし、先代の見解によれば、むしろ棒踊りの手が、実戦体験を元に実用化されたのが、古術得物の本質ではないかと言っていた。私は、薙刀も棒踊りも知らないので、良くは分からないが、古術の護身に対する考え方…

03年4月。英彦山神宮にて。

英彦山修験道 Introduction of Hikosan Shugendo (English Subtitles) https://www.youtube.com/watch?v=4H6QQ900p9I 古術は、芸法であると同時に一種の思想・信仰体系でもある。ことに、<言降り>と呼ばれる、独特の思想・信仰体系には、豊前福光党の縁起…

風門の儀 2016年6月4日 in 田川市総合体育館 その1 https://www.youtube.com/watch?v=Ij07wYzOmkM <古術者は食える。>、こういうことを言うとまた怪しくなるのだが、昔から、そう言われている。ただし、この場合。<古術で食える。>と言う意味ではないの…

南北朝のころ、美作に、菅原道真公を遠祖とする、菅家七党と言う武士団があった。美作南朝方の有力豪族である。その七党の中に、福光党と言うのがあり、それが、豊前福光氏の遠祖である。ことに、豊前福光党の遠祖は、菅家党の中でも、徹底的に天津日嗣の御…

日常における護身のエトセトラ。

今年の備中御更衣で、一番びびったのが、ホテルのPCでFBにログインして、ログアウトができなかったこと。普段は、家のPCでやってるから、ログインしたまま、状態で、ログアウトの仕方を知らないと言うことに、その日気がついた。ログインして、×で、閉…

鎌倉古流2代目:豊前福光派古術13世 田村圭一郎さんの事。

豊前福光派古術相伝第十三代は、与五郎さんとなっているが、この人は、早世している。しかも、酒飲みで、仕事もろくにせず、芸法・言振りともろくに、できず、覚えずで、名前のみの相伝者である。恥をさらすようだが、明治の末から大正頃になると、豊前福光…

理神陽流PV

理神陽流 PV https://www.youtube.com/watch?v=4N_MhVclO4c 理神陽流の新PVがが流れてる。で、名誉なことに、冒頭のシーンになぜか、私が登場。早送りで見ると古術の技も新鮮に見える。正直。嬉しい。 明治以降、多くの古式武術が滅んでいった。その中にあ…

豊前福光派古術:相伝12代目・猪之吉参之事

古術は、伝書、系譜等を残さないようになっている。<言振り>と呼ばれる、口承にて、代々言伝(ことづて)を行い、芸法の口伝と、豊前福光氏の謂われを伝承するようになっている。その中でも、歴代相伝者の<真剣手合>の体験談やエピソードを語り継ぐこと…

古術11代目相伝者:太助参之事

古術11代目相伝者は太助さんと言う。 この人は、芸法的な部分での、話はさほど伝わっていない。体も頑強ではなく、線細く、相撲も特段強くは無かったが、手形はうまかったとだけ伝承にある。 ただし、子ども頃から、頭が大変良かった人として、強調されて…

古術相伝二代目:正広参之事

古術相伝二代目は正広さんである。 開祖明正公は、豊前香春の地に帰農したが、決して、<武家還り>を諦めたわけではなかった。一朝乱あれば、いつでも起ち、美作菅家党以来の、福光党再興を図るお心であった。それゆえ、例え、身は苗字帯刀を禁じられら百姓…

古術相伝3代目:元太郎参之事

古術相伝3代目は、元太郎さんである。 福光党の芸法は、家伝の武術であり、一族だけで密かに相伝していた。それで、もともと<継人誓詞の儀>とは、福光党の男子が、数えの15になると行う一種の元服の儀なのである。数えの15になると、満月の夜。桜の咲…

古術相伝4代目:三平太参之事。

古術相伝4代目:三平太参之事。 古術には、<変手打返>、<変手数打>と言う稽古法がある。これは、手順を決めない、組太刀のことであるが、元々は、山太刀とか山剣と呼ぶ、重い自然刀を用いていた。 しかし、これだと、怪我が絶えず、危険なために、四代…

古術相伝五代目:岩真参之事

歴代古術相伝者の名は、みな割合に平凡な名前が多いが、この人の名前は珍しいと思う。 古術相伝5代目は、岩真さんである。<いわま>と読む。山駆けの達人として、名が残っている。 私は、この古術の芸法・言振り文化には、豊前国英彦山神宮の修験道が、何…

古術相伝6代目:茂助参之事

古術相伝6代目は、茂助さんである。古術相伝武者振り伝えは、ランダムに聞く。都度都度に。 この6代目の話も、不思議なのだが、まったく平凡な話しか伝わっていない。 まず、米俵2俵取りを行い、相撲強し、薙鎌に達すと、素っ気ない。ただ、農事に良く励…

相伝第七代目守人:吉次郎参之事

今日は、古術の口承文化とは、どんなものか、そのまま載せてみたい。私の先代の研究によれば、平家物語とか、人形浄瑠璃、講談の類を盗用しながら創ったのではないかと言っていた。しかし、ここまで、完備すれば、一種の芸術であると言っていた。また、先々…

古術相伝八代目:早矢太参之事

古術相伝八代目は、早矢太さんである。 この人は、小柄にして、敏捷。山駆けを良くし、軽身の術、深奥に達し、当て身・取手・飛び手の名手なり。また、弓矢の術を好み、よく狩りをする。飛ぶ鳥さえも射落とす。とある。 ここで、問題なのが、弓矢の術である…

古術相伝9代目:岳蔵(たけぞう)参之事

古術相伝9代目は、岳蔵(たけぞう)さんである。義憤の人とある。また、米俵2俵取りを行い、力強く・相撲と棒を得手とす。とある。 芸法的には、簡略に伝わっているが、この義憤の人についての伝承が詳しい。 まず、豊前福光党は明智の家人であったことか…

古術相伝10代目:仁平参之事

古術相伝10代目は仁平(にへい)さんである。この人の武者振りもそうとう変わっている。まず、言振り・武者振りとも何にも伝わっていない。 泳ぎが達者で、川漁を良くしたとだけある。スッポン・真鯉・うなぎ・どじょう・たにしなどを良く取り家人喜んで食…