日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。「ふり向くな君は美しい」 平均年齢49.8歳の酷暑。田川郡福智町武道館。2021・8・3

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https://www.youtube.com/watch?v=WAZ2d45gcUs 

 

ザ・バーズふり向くな君は美しい

https://www.youtube.com/watch?v=BwVBOzgAGg4

 

令和3年8月1日。午前の部。酷暑。福智町武道館。

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・T氏・T氏。

 

稽古内容:体術総合・体術護身

 

風門館護身体術:鷲掴片羽取・鷲掴拉取

 

豊前福光派古術素手第三法組討 

 

1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落、3本目:鉢回

 

日本拳法道形 横受けの形・差し受けの形

 

着胴追い込み稽古・4種。

 

鍛錬手合L1.5 90秒×2R

 

ナイハンチンからの鉤突

 

最近、ようやく、<大人のための護身教室>が、理解され始めたのか、40代・50代で、昔、空手やKBなどをやっていて、再開したいと言う人が、入会するようになった。

 

入会にあたっては、躊躇する部分もあったと思う。やはり、年齢の壁というものをやっていたからこそ知ってるわけであるから、決断するには思い切りがいったことだろう。

 

まだまだ、そういう人は、筑豊・京築・北九州方面には、多くいるはずだ。そういう人たちに、風門の動画を見てもらい、実際に体験入門してもらって、気に入ったら、一緒に稽古しましょうと言うのが、風門のスタンスだ。

 

たまの稽古でも歓迎している。そのための、1レッスン。700円なのである。

 

別に、護身目的とかでは無くても良い。私としては、昔の部活感覚でやってもらいたいと言うのが本音である。

 

武道や格闘技をやっていたが、仕事の都合・家庭の事情。それぞれに色々な事情があって、稽古をやめてしまったが、何か、熾火のようにやりのこした感が、くすぶっているという人はいないだろうか?

 

なぜなら、私自身が、その経験があって、31で、日本拳法道に入門したという事情があるからである。

 

武道・格闘技をもう一度やりたいが、年齢が気になると言う人のために風門館は、活動している。いくら、何歳からでも遅すぎることはないと言いながら、ライトスパーでも、自分なりに動けるのは、60未満までではないだろうか?

 

やれる間にもう一度青春を取り戻したいと言う人を、我々、風門館は応援している。

人生は長いようで短い。ライトスパーをやれる期間は、ぎりぎり59までと言うのが、私の考えだ。

 

人がどう言おうと構わないのだが、まだ、自分の中に、燃え残したものがあるなら、燃やし尽くした方がいい。老いて、振り向いた時に、ああ、やっておいて良かったと思えれば、それこそ、あなたの人生は美しいのだ。

 

冒頭の歌は、私の好きな歌だが、歌の題とは違って、「振り向いた時に、君は美しい。」

 

そういう生き方を私は提唱したい。まさにオリンピックの日本勢ゴールドメダルラッシュニに日本中が、沸き返る中。

 

九州豊前福智山麓で、世間から注目されることもないが、えぐいほどの酷暑の中、平均年齢49.8歳の男たちが、あえぎながら稽古して、休憩して、談笑して。中学・高校の部活のワンシーンを彷彿させる。

 

その姿は美しい。君はきっと自分の人生を振り向いたときに美しいと感じるだろう。

 

私は、そう確信している。なぜなら、私自身、31からの10年間が、自分の人生の中で、一番輝いており、振り向いた時、その思い出が美しいからだ。

 

63歳になった今。人生にやり残したことがない。悔いの無い人生を送れたと満足している。40代・50代と言っても、私よりは、まだ若い。そういう人たちに悔いの無い青春をもう一度送ってもらいたい。そのお手伝いを風門館が出来れば、幸いだと思っている。

 

ちなみに、PCであれば、稽古の動画を開いてから、歌の動画を開くと、上手い具合に歌がBGMとして流れる。音入りの映像で楽しんでください。

風門館護身体術。鷲掴片羽取。田川郡福智町武道館。令和3年8月1日。

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https://www.youtube.com/watch?v=Oj-MJdkOAP4

 

豊前福光派古術は、元来、当身を得意とする流儀だ。この場合の当身とは、自ら放つ打拳体術のみで無く、相手の当身への対処の仕方も含めて、当身と称している。

 

概ね、短刀取りの手業の応用・変化が多く、明治以降、西洋拳闘や沖縄空手の本土普及とともに、より一層研究されてきた経緯がある。

 

これなども、短刀による突きへの対処の変化であるが、入り口が巧妙に工夫されている。

 

風門館では、古伝の福光流をそのまま教えるとなると、礼法が煩雑であったり、また、無構えからの、攻防となるため、現代人には、受け入れがたい部分も多い。

 

そこで、古術の手業を、今様(現代風に)にバージョンアップしたものも、風門館護身体術として、教伝している。このやり方そのものが、古術の本義でもある。

 

また、素手体術としての風門館護身体術を学べば、そのまま、短刀取りへと応用変化ができる。基本が出来ていれば、口伝を受けるだけで、手業そのものの修得は早い。そこも、この護身体術の狙いでもある。

 

鎌倉古流豊前伝福光派は、私を最後に絶流となるかも知れないが、風門館の中に、その文化や手業の幾ばくかが、残れば、祖先の遺徳を顕彰することになるであろう。それが、生き甲斐で、私は、稽古を続け、手業を残す努力を惜しまないのである。

風門館。鍛錬手合LEVEL1.5とは何か?

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https://www.youtube.com/watch?v=qCOjaiwCX04

 

風門館では、日本拳法乱取り競技法を基準のL5として、完全寸止めのL1~空道ルールをL7とする。7段階の乱稽古基準を設けている。

 

このL1.5とは、着胴・着籠手で、面触れ止め。他はライトコンタクトを指す。

 

武道の難しいところは、安全性と実用性、継続性と速習性のバランスをどう取るかだと思う。

 

風門館では、その対象を、私のような市井に暮らす凡夫としている。週一回2時間の稽古が精一杯。また、あまり強い乱稽古はしたくはないが、かと言って形稽古だけでは、護身実用として、不安を感じる。そういう層のために風門館を開設し、運営している。

 

私は、日本拳法や空道などの、打撃系総合武道が好きだった。しかし、体格も貧弱で、かつ、弱視に近い強度近視のため、常に、頭痛に悩まされ、普段の仕事が精一杯の人間だった。

 

そんな私だが、いや、そんな私だからこそ、武道の必要性があったのかも知れないが、子供の頃から、武道は好きだった。ただ、体力が無い。

 

そのため、形稽古中心の武道を彷徨いつづけたが、そこでは、どうしても落ち着けなかった。かと言って、激しい乱稽古中心の日本拳法などにはとてもついていける自信が無かった。

 

そういう私が、この程度の乱稽古なら出来ると思って、開発したのが、このL1.5である。ばんばん、打ち合いたい人にはもの足りないだろうが、心配無用。風門館の本来の基準は、日本拳法乱取り競技法であり、それをL5としているから、やりたい人はいくらでも乱稽古の強度を上げることが出来る。

 

しかし、そういう人のための道場やジムは、今の時代、いくらでもあるのだから、風門が何もそこへ割って入る必要性はないと思っている。また、形稽古のみの武道もいくらでもある訳であるから、形稽古しかしないのなら、わざわざ、風門を設立する必要性もない。

 

私の狙いは、私と同じような人間にある。普段は形稽古中心。しかし、スパーも軽いのがしたい。そして、時々は、スパーの強度を上げて試してみたい。その選択が自由にできる道場。安全性と実用性、継続性と速習性のバランスのとれた道場が欲しい。

 

それが、私の願いだった。その自分の願望を実現するために、紆余曲折を経ながら、現在の風門館に至った。

 

面触れ止めのコントロールが、難しいのが欠点だが、着面で完全に打ち抜く日本拳法道ルール=L5での他流試合を何度も経験した者は、逆に、普段の乱稽古は、この程度でいいと思うようになる。

 

また、平均年齢46才の風門に取って、あまり激しい乱稽古は、後々の後遺症が心配になる。平均寿命が80才を越える現代に於いて、単に生きることが、大事なのではない。自分のことは、自分で出来る健康寿命が大事なのだ。

 

護身のための稽古をして、身体を壊してしまっては、本末転倒になる。かと言って、稽古をしながら、こんなことで、いざと言うときに役に立つのかと思いながら稽古するのも精神衛生上良くない。

 

恐らく、正しい<解>というのは、無数にあるのだと思う。私にとっての<解>は、風門だったから、その<解>を示し、かっての私のような人間が、集まってくれれば、風門のそもそもの存在意義が実現したということになるだろう。

風門館連絡事項。8月の稽古は予定通り実施。

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福岡県コロナ警戒令が、出ましたが、飲食店への時短要請が、主であり。福智町武道館は。通常通り開いています。

従いまして、8月は、盆休みを除き。稽古日程に従い。通常通り稽古します。

風門館館長。福光雲母 拝。

風門館護身体術。鷲掴拉取。田川郡福智町武道館。2021・7・25

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https://www.youtube.com/watch?v=GJh1nYu0wYs

 

令和3年7月25日。午前の部。晴れ。福智町武道館。

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・T氏。

 

稽古内容:体術総合・体術護身

 

風門館護身体術:鷲掴片羽取・鷲掴拉取・内回小股掬矢倉返・外回小股掬横車

 

豊前福光派古術素手第三法組討 

 

1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落

 

日本拳法道形 上受けの形・下受けの形・横受けの形・差し受けの形

 

着胴追い込み稽古・2種。

 

鍛錬手合L1.5 90秒×2R

 

ナイハンチンからの鉤突

 

本日も、行者は3人。しかし、3人とも、基本的なことが出来るので、2時間に、手業を目一杯詰め込んでも、予定線で完了。

 

稽古していてもこのテンポは気持ちよい。私の頭の中では、既に、12月の風門祭へ向けてのスケジュールが、動いており、そこへ向けて、メニューを組んでいる。

 

風門館は、現在、日本拳法道を主として稽古しているが、平均年齢46歳だから、乱稽古主体の稽古はしていない。その代わり、風門館護身体術を2本はやるようにしている。いずれ、皆、競技は無理という年齢が迫ってきている。

 

競技を引退しても、風門祭では、出番が欲しい。私もそうだ。例年なら、木霊丸氏と古術の元手(太刀術)を演武していたが、木霊丸氏が、多忙なようで、今年は、元手の演武は無理そうだ。だから、今年は、風門館護身体術の演武で参加しようと思っている。

 

いくつになっても、参加する場がある。それが、生涯武道をテーマに稽古している風門館にとって重要なことだと思っている。

 

豊前で、日本拳法道という道を開いたのは、私が最初だ。今度は、風門館で、生涯武道のあり方を切り開いてゆきたい。

 

生涯一武道愛好家として、老いても花道を歩ける何かをともがらに指し示しておきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風門館。「大人のための護身教室」とは何か?

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https://www.youtube.com/watch?v=4lLng_StqZs

 

風門館。「大人のための護身教室」とは何か?

 

私が、武道の世界に入り込んで、既に半世紀以上が過ぎた。この間、色んな武道を経験し、挫折したり、迷ったり、回り道をしたり、くよくよしたり。と話せばきりがない。

 

いつも前置きが長いが、今日は、結論から言おう。私は、乱稽古主体の武道では、とてもついていけず、かと言って形稽古主体の武道だと、これで、万が一の護身実用の場合。役に立つのかという疑心を捨てがたく。

 

迷いながら、31歳の春に、日本拳法道連盟・木立先生門下に入り、以降、日本拳法道連盟とともに歩いてきて、既に、32年。

 

風門館は、私の、激しい乱稽古は嫌だが、形稽古だけでは不安だという究極の我が儘を実現するために起ち上げた道場である。

 

従って、本質的には、私のやりたいことをやるための道場とも言える。

 

開き直って言えば、顧客の満足度よりも、私の満足のために運営している点は否めない。むろん、私は、道場経営で生計を立てているわけでは無いので、私の主観が、何よりも最優先する道場であることは言うまでも無い。

 

ただし、そう言いながらも、私は、門人の意見も柔軟に取り入れるので、綺麗事を言う道場よりもすこぶる民主的だと思っているし、事実それは間違いでは無い。

 

冒頭の動画。千木丸氏とT氏の鍛錬手合L1.5だが、どちらも、抑制のきいた面突きを放っている。面は、触れ止め。胴と下段は、ライトコンタクト。

 

こういう強度なら、組み手が嫌で辞めて行く人間も防げるし、形稽古だけでは満足できない層も満足できるだろう。

 

私の、半世紀に渡る痛い思いと、これで、役に立つのかという焦燥感の間で揺れ動いた結果、生まれたシステムが、現在の風門館の鍛錬手合システムである。

 

本人の希望・経験値・体力・年齢・技量などを考慮しながら、完全寸止めのL1から、我々の庭である、日本拳法道ルールがL5、そして、我々としては究極の空道ルールをL7とし。程度を自分で自由に選択できるようにしている。

 

普段の稽古は、手業の練り稽古主体。技の受け返し主体。サンドバッグなどの打ち込み稽古主体。そして、技は、当て・拉ぎ・投げ・締め・抑えと個々の練度は浅くても。幅広く教え、自由度の高い日本拳法道の乱取り競技に出ても最低限・壊れない、翌日には、仕事に行けることを目安にする。

 

ユーチューブなどで流行の技があれば、すぐに飛びつき、風門なりに解釈し、研究する。

 

日本拳法道ルールによる他流試合を想定して稽古するが、試合出場の強制はしない。

 

健康法としても学ぶも良し。護身として学ぶも良し。教養として学ぶも良し。スポーツとして学ぶも良し。

 

私には、私の考えがあり、それを主張するが、門人には別の考えがあっても、特に不満は無いし、門人の内面には干渉はしない。

 

自由にして、おおらか。しかし、曲げられないものは、決して曲げない。

 

それが、木立先生の作った日本拳法道連盟の拳風である。弟子は師に似る。

 

風門も、同じ運営をしている。

 

話しは動画に戻る。平均年齢47歳。どちらも、空手などの打撃経験多少有り。しかし、流派が違う。抑制の効いた乱稽古ながら緊張感もただようこの空気が好きだ。

 

終われば、互いに握手し、笑顔で語り合える。

 

強いとか弱いとか、上手いとか下手とか。生きていく上で、マウント取り合うのは仕事だけで良くないかといつも思って来た。

 

本人がどう思おうと、世間から見れば、所詮は道楽の世界なのである。風門は、護身実用については、風門なりに真剣に考えているが、一方で、武道は、所詮道楽だと割り切ってもいる。

 

だから、続く者は、長く続く。

 

そういう世界を作りたいと奮闘してきた。この32年間が、最近、次第に形となっていく。この動画に、私の半世紀以上の時間が、凝縮されていると思うと。「嬉しい。」

ただ、その一言に尽きるだろう。