日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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<力なき正義は無力なり。> 徒手対徒手の護身技の必要性。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/741b1347eafe5b9d3251022e18a7dfe28ded2fcb

 

高校生に電車内での喫煙を注意されたことに腹を立て、殴る蹴るの暴行を加えた男が逮捕されました。  街の人:「電車内は密室なのが怖い」「男子高校生、勇気あるなと思うけど」  事件が起きたのは栃木県を走るJR宇都宮線の車内。  高校2年の男子生徒(17):「お兄さん、たばこを吸っていますね。やめてもらえませんか」  同じ車両にいた高校2年の男子生徒が男を注意しました。  すると、男は…。  電車内喫煙の男(警察への供述):「相手がけんかを売ってきた。暴行したことは間違いない」  傷害の疑いで逮捕されたのは宇都宮市の飲食店従業員・宮本一馬容疑者(28)。  警察によりますと、喫煙を注意された宮本容疑者は威嚇のためか、顔を近付けてきました。  男子生徒が押し返すと、怒って顔面や体に殴る蹴るの暴行を何度も加えてきたといいます。  さらに、駅で降りた男子生徒を追い掛けてホームでも…。  暴行は10分以上も続き、男子生徒は顔の骨を折るなど重傷です。  男子生徒の父親:「本当に悔しそうで悲しそうで、体の傷より心の傷が結構、強く残っちゃったかなと。自分が悪くないのに結局、ホームで土下座させられて靴で頭を踏まれた行為が精神的につらかったと思う」  男子生徒の友人3人は暴行を止めようとしました。しかし、他の乗客たちは誰も止めようはせず、声も掛けなかったといいます。  男子生徒の父親:「(容疑者を)すごく許せない気持ちはもちろんある。(息子が)生きてくれているので、それが本当に唯一の救いかなと」

 

 

昨日、上のような事件が起き、ニュースが流れた。暗澹たる気持ちになる。こういう事件が、実際に起き、自分が巻き揉まれたとしたらと考えると、ぞっとする。

 

よく、護身実用には、武道など役に立たないと言う人がいる。それは、確かに真実なのだが、しかし、ならば、弱者は泣き寝入りせよというのかといつも思ってしまう。

 

弱者が、武芸も学ばずに、暴力の前に、いかに抗すればいいのか。役に立たないなら、やっても無駄となり、弱者は、いつまでも弱者のままで、無法な暴力の前に一方的な暴行を受け、泣き寝入りしろと言うことになる。泣き寝入りならよいが、死んでしまっては意味が無い。

 

果たして、それでいいのか?

 

武道・武芸を囓ったくらいでは、役に立たないことは承知しているが、無法者は、弱者を許したりしないのが現実だ。

 

無抵抗は、より一層の暴力を誘発するという現実もある。

 

特に最近の悪質な例を見ると、無抵抗だから、なお、やられるというのが現実ではないだろうか?

 

相手にも相応の対価を払わせる。それが、最大の護身だと私は考えている。

 

刑事罰が甘すぎる現在。自分の身は自分で守る。そういう修羅の時代に入りつつあるというのが、私の認識である。

 

武力には、武力で。そういう時代が来ていると思う。