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風門館徒然 天音丸氏・正式入会 日本拳法道小倉クラブ 第7回稽古会
令和6年7月18日。木曜日。夜の部。猛暑・湿度高し。北九州市小倉南区徳力市民センター
行者:雲母丸・出雲丸氏・天音丸氏
稽古内容 体術総合・体術護身
柔軟・身体の鍛え12種
風門館当身拳法基本素振り12本
別伝波返 1本目~6本目
日本拳法道連盟 6級指定形 上受けの形
ミット撃ち・一途受け返し稽古 4種 直回し蹴り・回し蹴り20本ミット撃ち
目慣らし1分2R
風門グループ稽古場所
風門館田川道場 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00
ジュニアからシニアまで 都度払い 1000円/1回
風門館八幡道場 八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00
*中学生からシニアまで 都度払い 1000円/1回
日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3・月月木曜日
19:30~21:00 キッズからシニアまで 都度払い 1000円/1回
連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550 LINE:ID・kirara1987
代表福光まで。
4月18日に、開講した小倉クラブも、もう7回目。いつ、<来たのは雲母だけだった。>という書き込みしなければならないのかと毎回不安だが、今の所、一人は一度も無い。
登録メンバー6人で出発したが、うち、1名が手術のために退会。現在5名。社会人ばかりなので、月1が精一杯というのが実情だ。もちろん、それを見込んで、6名なら最低でも1年は持つだろう。その間稽古しながら、ネット・小倉の異業種交流会・イベントなどの参加を通して、会員を増やそうというもくろみでやっている。
チャンスはいつもピンチでもある。あまりにも早い撤退は、かえって、日本拳法道連盟の信用を落とす。しかし、人口12万で、KB・MMA系ジムだけで、9箇所。空手・拳法などの各種武道道場が数知れずある田川地区は、完全に飽和常態である。しかも、過疎・少子化・高齢化が深刻の度合いを増すばかりの土地では、生き延びるのが精一杯であり、未来は見えない。
北九州市もジムや道場が多いのは知っているが、やはり、基板となる人口規模が違う。八木山峠以東なら、やはり北九州市に出るしか無い。
私も、既に66歳。古希まで後4年を切っている。金辺峠を越えることは、風門の悲願だった。このチャンスを逃したら、生きている間に峠を越えることはないのは明白だ。
恐らく、これが、私の最後の賭けになると思っている。となにやら深刻そうに書いているが、実はそれほど深刻でも無い。
武道というのは、そもそも、集客が難しいビジネスだが、反面、設備投資が要らないという利点がある。そこが、他の事業とは違う。
特に、我々のような非営利団体は、場所代で赤字が出なければ、撤退したところで大きなマイナスにはならない。
年金暮らしの老兵には、時間だけは潤沢にある。その時間という資源を使い、自分のなしたい世界を描こうとしているのだから、不安はあっても、大損は無い。
また、年金暮らしの資産運用で、一番重要なことは暇を作らないことである。私が、道場運営に一生懸命なのを笑う武道関係者がいるが、その人は分かっていない。私は、私の資産を守るために運営を必死でやっている。
潤沢にある時間を資源として活用すれば、逆にお金の消費量は減るのだ。嘘だと思うならやってみたらいい。
道場運営以外は、自家消費用の野菜を作っている。肉と魚以外は、ほぼ自給自足的な生活だ。読書は、香春町図書館でほとんど済ます。暇があれば、ネット定額のWi-Fiを使って、道場の宣伝をする。
時間は消費するが、ほぼ金の消費は無い。古術福光派は、<家守の芸>として、伝わってきた。対人用の護身の術のみではなく、家産運用の哲学も含むが故に、<家守の芸>と呼んだのだ。
この年になって、改めて祖霊の偉大さを実感している。最大の護身術とは、飯を食うことにある。
それ故、風門館は、私が運営者でいる限り、都度払いを守り抜く。社会人は、月1来るのが精一杯であろう。そういう人のために私も運営している。しかし、月1ペースを前提とするなら、一つの稽古場に会員は、12人いる。
だから、集客に一生懸命になる。すると、時間を消費する。その結果、金は思ったより減らない。ということで、書いてる文体は深刻そうだが、生活の不安は無いし、やることは無数にあるから精神は生き生きしている。
武道をとかやって何の得があるのかと聞かれるときがあるが、私の生き方が一つの回答になっているのではないだろうか。
前置きがいつも長いが、トライアル中だった、天音丸氏が昨日に正式に会員となった。これで、また一人有望な会員をゲット。
身長180、運動能力は、抜群に高い。武道・格闘技未経験なので癖がついていないので、教えやすい。しかも、野球の経験が長いとかで、上下関係・人への気配りなど、人としての部分は既に出来ている。27歳。
最も欲しい人材が、こうやって入ってくるから、この世界、なかなか辞められない。
しかも、小倉クラブ 出雲丸先生は、空手五段。ご自分の流儀の試合経験も豊富だし、なんと言っても日本拳法道の大会に3度参戦しているので、日本拳法道とは何かがよく分かっている。現在ブラジリアンにも通っているので、打撃・寝技の指導が出来る。昔は、少年部などの指導経験もあるので、いつ、少年部が入ってきても、万全の体制である。
これに、田川から千木丸二段が月1ペースで参加。そして何よりも、私の秘蔵っ子である獅子丸二段が、もう少ししたら、月1ペースで参加できる。獅子丸二段、柔道も二段なので、打撃・組討・寝技、どれでも、けっこうハイレベルな指導が出来る。
要するに、小倉クラブ、指導陣は完璧の布陣で出張っている。
これに、身体能力抜群の天音丸氏がいるから、明るい未来しか見えない。昨日も、直回し蹴りを伝授したところ、ポテンシャルしか感じなかった。
股関節が柔らかいって、それだけで、既に天才じゃん。と言いたくなった。
仕事が忙しいだろうから、月1ペースになるだろうが、ゆっくりやったらいいと思う。この先行きを楽しみにしながら、集客のためにも、走り回っている。
明日は、小倉歯科大学近くで、異業種交流会。8月7日にも、小倉南区平尾台で異業種交流会・8月18日は、小倉南区生涯学習センター・カラフルストリーで日本拳法道体験教室
日本拳法道の試合動画を見せてプレゼンしまくり、小倉南区徳力市民センター、八幡西区市瀬公民館・福智町武道館で、防具式MMAと護身術をやっている風門館という道場が存在してるということを認知してもらう活動を続けている。
そのうち、今流行の小説風に <雲母は天下を獲りに行く>という小説を書くかも知れない。