風門館 大人のための護身教室 日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 公式ブログ

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魔坂の日。一般市民にできる散弾銃テロ対策。がぶるしか思いつかない。田川郡福智町武道館。2022・7・24

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魔坂の日。一般市民にできる散弾銃テロ対策。がぶるしか思いつかない。田川郡福智町武道館。2022・7・24

 

安倍総理が撃たれてから、まだ、わずかしかたっていないが、日々の時間の流れの中で、あの日の<魔坂>は、現実だったんだろうかと思えるほど、世の中は、平穏である。

 

しかし、今後も、魔坂は、起こり得るかも知れない。

 

風門館の護身実用とは、市街地における、防犯の意味合いで使っているので、想定しているのは、徒手徒手の単数・複数、武器で襲われるとして、包丁・ナイフ・金属バットの類いである。

 

無論、銃などは、想定外である。しかし、今回の銃撃テロは、選挙の遊説中を散弾銃で狙うという無差別テロに他ならない。

 

相変わらず、日本のマスコミは、論点ずらしにやっきなようであるが、私は、散弾銃が使われたことに衝撃を受けた。

 

選挙の遊説中・散弾銃によるテロ。

 

これは、いつ誰が、巻き添えで死亡してもおかしくない、由々しき事態である。

 

犯人の動機などは、警察の仕事だとして、銃器による暗殺に我々が巻き込まれた場合。どう対処すれば良いのか。風門館には、そのようなノウハウは全くない。

 

しかし、今回、一発目と二発目の間に、3秒の時間があったということに私は注目している。

 

即ち、初弾で死ななかった場合。伏せることで生き延びる可能性は高くなる。

 

伏せる・匍匐前進・ジグザグに走る・サイドスッテプで位置をずらす。物陰に逃げ込む。

 

凡人に出来るのは、この程度だろう。

 

風門館では、殺傷事件が起きた場合。状況・動機・得物の種類・人数など、マスコミで公開された情報を元に、対処法を考え、同じ手業を三度稽古する。

 

3回くらいで役に立つのかと言われてしまえば、それまでなのだが、一年中、人に刺された場合の訓練をする凡人はいない。いくら護身教室を謳って活動していても、警察官や自衛官ではないのだから、そのような稽古を続けること自体、無理があり、結局、誰も来なくなってしまっては、本末転倒となる。

 

それで、護身実用の手業は、三度と決めている。しかし、普段、日本拳法道をやっていれば、護身用の手業の習得は早い。特に風門の場合、組討・掻取は、鎌倉古流の手業を主に使用するので、対刃物なども、術理は同じ場合が多く、何もやっていない素人とは比べものにならないのは当然のことである。

 

今回の、散弾銃対策も、タックル対策でやっている<がぶり>だから、誰も違和感なくやれる。匍匐前進も、近いことをやっているので、特別の訓練というわけでは無い。また、斜線に走るのは、古術の小走りを使うので、これも、古い門人にとっては、慣れたものである。

 

問題は、それが役に立つかどうかだが、専門家の見解なども研究しながら、<魔坂の日>に備えるしか無いだろう。

 

それにしても、このような事件が起きるとは、頭の隅にも無かった。これが、現実は、人の想像をはるかに越えると言うことなのだろう。

 

こうやって、つきつめていくと個人の護身とは、最終的には、治国平天下にあるということに行き着く。

 

芸法家は、己個人の芸を極めることに熱心だが、いくら極めても、乱世になれば、一個人の力量などはたかが知れている。

 

だから、古術者は、最後は政治的にならざるを得なかった。五穀豊穣・天下泰平こそが、己一身と族人・族党を守る最大の護身だという事実は、今も昔も変わらないからだ。