日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館護身体術。首相撲からの裾車。田川郡福智町武道館。2022・5・1

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風門館護身体術。首相撲からの裾車。田川郡福智町武道館。2022・5・1

 

風門館の特徴は、多彩な組討技法を有していることにある。福光流の古伝組討を形稽古で稽古するのだが、その福光流をベースに、日本拳法道ルールで使えるようマイナーチェンジしたものは、古伝とは、区別して、風門館護身体術として教伝している。

 

この首相撲からの裾車などが典型だが、KBの首相撲+福光流組討:裾車を、合体させたものだ。こういう技を風門館は、33年間。日本拳法道ルールによる他流試合を闘うために、開発し続けてきた。

 

これも、ベースに福光流の多彩な技があってこそ可能だったと自負している。

 

また、稽古法だが、柔道のように乱取りや打ち込みで技を覚えたりしない。あくまで、ゆっくりとした形稽古で手業を覚え、次に、懸かり稽古で、試す。組討のみの乱取りはしないのが、風門館スタイルだ。

 

だから、年齢に関わらずどなたでも出来ると、謳っているわけである。

 

現に、64歳で、腰が壊れている私でも、形稽古から懸かり稽古までは、出来るので、大半の人が稽古が可能なはずだ。

 

よく、他流の人から、風門館は、柔道経験者がいなくて、みな、組討は、福光流の形稽古で練るのみと言うと驚かれるが、実際にそうなのである。

 

この、福光流や、それをベースとした風門館護身体術を駆使して、徒手総合武道である日本拳法道で、他流試合を闘う。これが、風門館の最大の特色だと言える。

 

今、稽古に来ている門人や会員も、立ち技出身者や、未経験者ばかりで、組討は、初心者ばかりであるが、この形稽古を通して、やがて、日本拳法道ルールであれば、柔道の有段者ともそれなりの試合をこなすようになり、後で、柔道は無段・無級と知ると、一様に驚く。つまり、そのくらいの程度まで、この稽古法でいけるということだ。

 

私は、柔道の経験はないが、TVなどで、その練習のハードさは知っている。

 

あの練習に比べれば、形で練る福光流スイルは、間違いなく楽だ。しかも、時間をかければ、それなりの成果を出す。

 

私は、護身術というのは、再現性と汎用性が一番重要だと思っている。

 

風門館に来ても、達人技などないが、形稽古でゆっくり練っていれば、ある程度使える段階までには、誰でも到達できる。

 

風門館は、「市井に暮らす凡夫のための護身の法」を研究している。達人にはなれなくても、再現性と汎用性に優れた護身技術の方が、凡夫には、有用だと考えているのが、我々の目指すところである。