日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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日本拳法道競技という可能性。福光雲母考 2024・04・20

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/watch?v=EMylwEjUG4g&t=48s

 

↓福岡県庁HP 令和6年3月1日現在。

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/716728_62035959_misc.pdf

 

8区 342,341人 飯塚・直方・遠賀・中間方面

9区 373,042人 八幡・戸畑・若松方面

10区 401,078人 小倉北区・南区・門司区

11区 250,971人 田川・行橋・豊前方面

 

計1367,432人

 

突然、何の数字かとお思いだろう。実は、上記の数字は、令和6年3月1日現在における、福岡県の有権者人口の数字だ。

 

私が、担当している八木山峠以東の有権者の数字を上に抜粋してみた。18歳以上の単純人口だが、136万7432人。数字にするとかなりでかい。

 

ちなみに、私は11区だが、他の区の地割りは詳しくないので、突っ込みたい方は、自分で、上の県庁のURLで確認して欲しい。

 

この数字で何が言いたいのかというと、この人口136万のうち、65歳までだったら、まだ、指導はいけるということをまず最初に述べておきたい。

 

現在、私が66歳。某ブログで、体がさびついた人間と批判されたが、取りあえず、まだ、指導は出来ている。

 

つまり、武道経験者なら、18歳から76歳までは、何とか支部開設・指導・運営が出来ると言うことだ。

 

その前提で、今からの話しを聞いて欲しい。

 

最近、私は、風門館の宣伝と日本拳法道競技法の存在を知らしめるために、異業種交流会に参加している。

 

1回、20人限定で、4分から3分30秒のプレゼンで、大会動画を見せて回っている最中だ。

 

もちろん、参加者全員、毎回、初参加が多くて、その初参加の100%が、当たり前の話しだが、日本拳法道競技法が、この世に存在していること自体知らない。と同時に、99%、日本拳法の存在も知らない。これが、一つの現実であるということも我々は、認識する必要があるだろう。

 

ただ、毎回、2~3人。武道経験者がいる。フルコン空手・伝統派空手少林寺拳法・柔道。全員、黒帯以上だった。中には、剛柔流で中学時代全国へ行ったとか。あるいは、今もフルコンの稽古をしているとか様々だが、1割。指導者予備軍がいる。これは、私の体感としても間違っていないと思う。

 

学者では無いので、正確な統計は知らないが、だいたい、10人のうち、一人は、武道・格闘技(3年以上)の黒帯持ち。

 

1割・10%とsると、ざっくり、八木山峠以東で、13万6000人の指導者予備軍がいるということになる。

 

さらに、過去36年に渡る日本拳法道との関わりの中で得た、私の経験則だが、例えば、フルコンならフルコン、KBならKB,伝統派なら伝統派で、9割は外のルールに出たがらない。今、現在、その会派に所属しているからということではなく、人は、最初に出会ったものから離れられないという習性があるからだろうと思う。

 

ただし、面白いことに、柔道・レスリング・ボクシング・フルコン・KB・伝統派の中に、必ず10%の変異種がいる。

 

そのうちの、10%は、総合指向・異種格闘技交流が大好き人間・他流試合が大好き人間であり、こちらの世界に参入してくる可能性大である。

 

となると、13万6000人の1割は、1万3600人。八木山峠以東だけでも、いきなり、支部・同好会開設できる指導者予備軍、もしくは、選手予備軍が、1万3600人程度いることになる。

 

それは、計算が甘いと言うのであれば、もっと絞り込んで、0.1%としよう。

 

それでも、1300人。さらに、計算が甘いなら、0.01%としても130人。

 

18歳以上で、人口の0.01%はあり得ると思っている。私の若い頃に比べれば、子供時代に、空手・拳法・柔道を習う環境は整っていた。私が、日本拳法道に入門したのが、1989年。既に沖縄小林流初段だったので、田川同好会を起ち上げ、選手権指導者として活動を開始した。

 

その時の風門キッズが、40歳前後。

 

今は、KB・ブラジリアン全盛期だから、ある意味、より、日本拳法道スタイルに寄ってきていると言える。

 

八木山峠以東の0.001%でも13人。現役選手・もしくは指導者としての即戦力を探すのは容易ではないようで、確率的には高いと考える。

 

13人が、支部・同好会を開設したら、この競技は一気に普及する。

 

オリンピック競技にするのは、決して夢では無いと思う。

 

現役選手・指導者・運営者として、この競技に携わってきて、一番感じたのは、とにかく、広告費に金をかけなかったということだ。そこが、やはり、大きな問題では無いかなと思う。

 

金を使うか、足を使うか、時間を使うか。

 

金も無いし、人見知りのため、チラシを置いてもらう飛び込み営業もできない私だが、本来文章を書くことが本業でも有り、ネットの空中戦はよくは分かってはいないが、嫌いでも無いので、残された時間。SNS等の空中戦は担当させてもらおうと思っている。

 

以下、金辺峠を越え、小倉南に進出するにあたって、その狙いを風門館門人諸氏へあてた雑文。私以降の風門の着地点を示している。

 

36年間、日本拳法道とともに歩んできて、なぜ、この競技法が普及しないのか?常に原因を考えてきた。色々な原因はあるが、一つ重要なことは、大学に拠点を作れていないことにあると私は考えている。

 

マチュアスポーツが普及するための一つの方法として、大学に部活道としての拠点を作ることは最も重要事だ。

 

即ち、小倉南には、北九大がある。また、小倉の普通科連隊が、北方にある。ここが、私の小倉進出の狙いである。さらに、322号線を北上すれば、九州工業大学・九州歯科大、関門海峡の向こうには、下関市立大がある。

 

また、徳力は、10号線へのアクセスが良い。東小倉インターから、10号線を南下すると西日本工業大学がある。

 

八幡方面は、九州国際大九州共立大産業医科大学、また、若松方面へ向かえば、北九州大の工学部がある。さらに遠賀川河口から西へ向かえば、教育大がある。

 

田川に県立大・鴉尾峠の先には、近畿大学・さらに、九州工業大学情報工学科がある。

 

つまり、八木山峠以東には、12の大学が控えている。

 

ここを落とす。そこが今後の風門グループの着地点だと考えている。

 

今の時点で、オリンピック競技を目指すと言うと戯言だと笑われるだろが、この中島会長の着眼点は面白いと思った。

 

ならば、その手前に、国体種目になる必要がある。となると、その手前には、大学への展開の必要性がある。となると手前には、町道場の普及がある。と、着地点が見えていれば、打つ手も決まってくる。

 

36年やって、田川道場一つ、満足に人を集められない、お前が言うなと言われるだろうが、この競技には夢がある。

 

以前、私は、福岡武道館大会をかっての全盛期に戻すことが夢だったが、オリンピックを目指すと言うのは、着地点として、分かりやすく、明確だ。

 

日本拳法道連盟を組織した木立先生達を、草創第一世代とすると、私は、木立門下直系第二世代だ。そして、私が教えている風門諸氏は、木立門下直系第三世代となる。

 

遠賀川下流域から、福智山を東西で挟んで、八幡道場は、西へ、小倉南は、東へ、田川道場は、筑豊最深部へ展開する。

 

 

なお、冒頭に、34回大会一般男子無差別級決勝戦を掲げていますが、禅道会広島山口支部、四国の武道塾などの参加は大きな意味がありました。他流派の参加があればあるほど大会のブランド力がまします。流派との折衝は、中島会長に任せ、私は私に出来ることをやるつもりです。

 

なお、である調で書いているため、非常に偉そうな文章になっていますが、私は敬体で文章を書くとどんどんノリが軽くなって、時々、人様を嫌な気分にさせると同時に風門諸氏から叱られるので、あえて、常体で書きました。

 

その点のご配慮を願います。

 

風門館 福光拝