日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 鉄は熱いうちに之を打て。福智町武道館にて 全員八幡道場のメンバーで稽古 #田川郡福智町武道館 2024・3・31

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令和6年3月31日。日曜日。快晴。田川郡福智町武道館

先達: 八咫丸氏 行者:A先生・B氏

 

前半 棒ストレッチ

 

豊前福光派古術 素手第三法 組討 花手 1本目:腰車 10本目:小内大内

得手:鉢落

風門館護身体術 首相撲対策  十文字内回・外回し

後半

予備動作を意識した前蹴り回し蹴り
前蹴り回し蹴り受け返し
対角コンビネーション
崩すジャブ 上段受け 鉄槌
下段回し蹴りポディショニング3種
サークリング

 

鍛練手合L1(距離近め)  1人4本

 

昨日は、私の母親の3回忌だった。家取りである私が休む訳にもいかず、最悪は、休館にしようかと思っていたが、B君から、参加申し込みがあり、強引にやることにした。

 

<鉄は熱いうちに之を打て>と言う。一番、熱い時期に、休館するのが最もやる気を削ぐ一因だから、とにっかう、有段者に、声をかけていた。

 

ところが、田川組が全員、仕事の都合などで、欠席。黒帯で参加できるのは八咫丸八幡道場長のみ。二人でも決行ということで話しはついていたが、A先生も参加となって、ほぼ、普段の平均人数、3人での稽古が実現した。

 

しかも、全員、八幡道場のメンバーなのに、田川で稽古と言う、風門史上、初めての出来事が起きた。

 

風門館は、田川道場・八幡道場の、どちらでも会員は稽古に行って良いシステムになっている。仕事の関係や、距離の関係で、八幡のみ参加、田川のみ参加とも全く問題ない。

 

その中で、現在田川道場に稽古に来ているのは、地元田川が、4人、北九州市からが5人となぜか、北九州組の方が多い。

 

それでも、田川組0のケースは初だ。私の理想は、八幡・小倉北・南・行橋に、小規模で良いので支部道場を開設することだ。そうすれば、それぞれの所属は3人程度でも、各支部からの出稽古があって、6人もいれば、活気がでてくるものだ。

 

北九州・行橋進出は、風門の悲願だったが、35年かけて、ようやく願いが実りつつあると感じた。

 

また、風門館では、黒帯がいない時は、休館するようにしている。やはり、事故などの責任問題を考えると黒帯以上でなければ、人の指導には当たれない。私が、段位取得に拘るのは、小規模組織運営上の観点もある。

 

現在、黒帯は、5人。今年4月28日には、弦音丸1級が、初段に昇格する予定なので、そうすると黒帯が6人となる。また、A先生が、日本拳法道連盟の昇段試験を受けてくれれば、5段師範からのスタートになる。また、八幡道場には、フルコンの黒帯出身者がいるので、そちらが審査を受ければ、黒帯8になる。豪華なメンバーだ。

 

私も、日曜日午前中は開けるように生活サイクルを開けるように組んではいるが、どうしても、用件が重なる場合も出来る。そういう時に休館としないよう、ひたすら、黒帯を育ててきた。

 

風門館も、今年4月からいよいよ36年目に突入する。けっこう長い時間をかけてやってきたが、八木山峠以東に、日本拳法道を普及するという目的に、ようやく芽が出始めた。この日本拳法道競技をオリンピック競技にする。このだいそれた夢に向かって、NKD日本拳法道競技連盟は、福岡・佐賀・熊本で奔走している。

 

私も、八木山峠以東を預かる、福岡県東部・大分県北部地区統括部長として、一歩でも前前進して、後は後進に託したいと考えている。

 

以下、風門館八幡道場長・八咫丸初段による稽古禄。

 

「本日は館長、先輩有段者不在の為、本部にて指導をし、初めて稽古録を書くことに至る。

 

館長からは事前に未経験者のB君に基本を教えるようにと指示があり、それに沿ってメニューを組む事にした。

 

先ずは前半の組討、

 

あまり細かくポイントを説明すると先に進まず記憶にも残りそうにないと判断し、「始まりあたりがこうで最後がこう!」と完結にし、途中の所作は館長、先輩に委ねる事にした。笑

 

そして、後半の打撃稽古

 

予備動作(タメ)と体軸。
予備動作は後々削っていくのだが、
今日は大きく大袈裟に。

 

次に体軸、体重のぶつけ方。
ここは足裏の踏ん張り方、引手のリード等あるので引き続き八幡道場に持ち帰って稽古しようと思う。

 

また、時間がありそうだったので予定してなかったが、ポディショニングと呼吸法について少し触れた。

 

最後に自由組手を。
人の組手にアドバイスをするのは好きじゃないが、M君に
「積極的に前に出る事!自分から手数多め!ディフェンスは今度教える!」
それを実行してたM君を見て、
私は「俺も頑張ろっ!」と、改めて思った1日でありました。

 

長文失礼しました。    以上です。」