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風門館徒然。親子で学ぶ護身教室。トライアル二組・体験1。活況。
田川郡福智町武道館。2022・6・26。
令和4年。6月12日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。
行者:千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏・弦音丸氏。トライアル4名・体験1名。
稽古内容:体術総合・体術護身。
風門館当身拳法基本素振り12ヶ条。風門波。1本目~6本目。
1本目:腰車、
風門館護身体術:鷲掴綾取表・十文字内・外回し小股掬い。
日本拳法道連盟制定形。横受けの形・差し受けの形。
受返稽古。5種×90秒。
千手丸三段。鍛錬手合L2.5VS千木丸1級。L1.7VS弦音丸5級、防具ボクシングルールVS八咫丸5級。60秒3R
撃込稽古・サンドバック。
千手丸氏。60秒×10R。
本日は、トライアルコースに、親子連れが二組と、体験入門が1名有り、活況であった。
親子での体験入門や、トライアルコースでの稽古と言うのは、家族としても忘れがたい思い出となるのではないだろうか。そういう場として、風門館を利用しれもらえれば、これ以上の喜びは無い。
地域の防犯啓蒙・健康増進としても活動しているのが、風門館運営の基本方針なので、一度きりの体験入門でも全く問題ないし、3ヶ月に1度とかの、稽古でも、風門館としては歓迎している。
そのための、1レッスン制である。ちなみに、中学生以下は、500円だから、気軽に利用して欲しい。
さて、稽古内容だが、護身用の手として、また、競技用としてもよく使う、小股掬を教授した。
これは、首相撲対策として、最悪の場合に用いる手なので、本来は、このような手業を使う時点で負けているのだが、それでも、最悪回避の手業を知り、錬磨することは、万が一の際の自信にもつながるので、風門館では、有級になると教え始める。
ちまたには、KBやフルコンを2・3年経験した掟破りも多いと想定しなければならない。そういう中途半端に囓った人間が比較的によく使うのが、この首相撲からの膝蹴りだ。
相手は、現役ではなく稽古もしていない、中途半端であっても、首相撲に取られて、膝をもらうと、ボコボコにされる可能性は高い。
特に、首相撲への対処を知らない場合。どうしてよいか分からず、えげつない思いをすることになる。
風門館では、常に、最悪の事態からの脱出を念頭において、稽古しているので、見た目は、無様であろうと、この十文字小股掬表裏を知っていると、思わぬ逆転を狙える可能性がある。
風門館の技の引き出しは多い。護身実用と言っても、門人の大半は、そこまで深刻では無い。だからこそ、色々な技を楽しむという選択肢があって良いと思う。
その結果として、長く続けば、その分強くなるし、上手くなる。
どんな、達人の弟子になろうとも、稽古を続けない限り、強くもならないし、上手くもならない。
風門館は、凡夫が、どうすれば、長く続けられるのか。それに特化した道場である。
ウサギと亀の競争なら、あえて亀を戦略として選んだ道場であると言えるだろう。そういう我々とともに、ゆっくり、ぼっちり歩いて行く仲間を常に募集している。
ちなみに、本日の動画、鍛錬手合L2.5。面当て止め・他ライトコンタクト。
足払い・足掛け・捨て身可。寝技は、転がしてから馬乗りを取るのは可。
腰投げ・担ぎ系・大外刈り・裏投げなど頭、首を痛める技は不可。
徐々に投げに慣れながら、L4へ向かう途上である。茶帯以上は、このL2.5で鍛錬手合を行う。
再三、書いているが、アマチュア草の根にも関わらず、私が、風門館を運営してるのは、この日本拳法道ルールが好きだからということに尽きる。
打撃だけとか、MMAとか、寝技が好きとかだったら、私は、とっくの昔に風門館を閉じているだろう。
そういうのは、プロがいくらでも教えている時代だ。しかし、ベースの日本拳法とも違うルール・防具を使う日本拳法道を稽古する場所は県内でもわずかしかない。
八木山峠以東に日本拳法道ルールを普及する。33年かけても、果たせない夢となっているが、体が動くうちは、日本拳法道を教える道場として、今後も活動を続けたい。
防具式徒手総合武道・日本拳法道に興味を持たれた方は、まずは、無料体験入門で試して見てください。
風門館事務局。0947・32・3550。福光まで。