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風門チャレンジ2023。白帯女子・面付きマススパー。初挑戦。田川郡福智町武道館。1月8日。
風門館では、年頭にあたって、各人の目標。武道修練の目的を確認するところから始める。
稽古始めというのは、体を動かすことだけではない、まず、意志を動かせるところから始めるべきだと私は考えているからだ。
指導するにあたって、修練の目的が漠然としている人。明確に言葉に出来ない人は、実は、心も明確になっていない。だから、迷走しがちだ。そういう人の指導はしにくい。
試合に出たい。出て勝ちたい。この二つでも稽古内容は違ってくる。また、健康法として取り組みたい。体と心をリフレッシュしたいという目的でもかまわないし、段を取りたいという目標でもかまわない。
とにかく、何が目的で、風門館で週一回2時間。修練を積むのか。そこが明確で無いとこちらとしても指導がしづらい。
また、各自の目的はどのいうなものでも良いが、風門館は、護身実用を研究する場で有り、士道精神涵養・大和心復興を目的に活動している。
また、日本拳法道の八木山峠以東への普及という目的も持っている。各自の目的は、あくまでも、風門館の武道修練の目的の範囲内に収まってもらわなければならないのは、当然のことである。
たまにいるのだが、安いKBジムのつもりで来て、KBジムのような内容を要求する人がいるが、私は、常に風門館の目的を掲げているのだから、KBがやりたかったら、KBへいくべきだと思う。
その当然の理屈が分からない人がいるので、時々トラブルになるが、風門館は、日本拳法道と福光流古術を併伝稽古する場所であって、それ以外の何物でも無い。
さて、A氏の話。第3話。
目的が、体を動かすことと明確なのがいい。そういう人の指導はしやすい。体を動かし、リフレッシュが目的なら、こういうマスク付きのマススパーは、最適だ。
基本もある程度出来ているので、無理の無いよう。今後は、どんどんマスク付きマススパーに参加してもらおうと考えている。
まだ、無級の白帯だが、3月か4月くらいには、昇級審査を受けても構わないだろう。
今年も、一人一人が、自分の目標を設定し、それに向けてチャレンジする。
それが風門チャレンジだ。私の仕事は、各自のチャレンジを手助けすることと、道を示すことにある。先達とは、文字通り経験者のことであるから、私の半世紀を越えた武道経験の中から、私なりの山の登り方を示したい。
風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。