日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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令和6年度 日本拳法道連盟 春期昇級・昇段審査会 兼 木立先生直伝講習会 in田川郡福智町武道館 4月28日

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https://www.youtube.com/watch?v=iTVS4hJINFg

 

令和6年度 日本拳法道連盟 春期昇級・昇段審査会 兼 木立先生直伝講習会 

田川郡福智町武道館 4月28日

 

内容

 

第1部 木立先生直伝講習会 日本拳法道連盟制定型直伝講習

4・3級の形、初段の形、二段の形、三段の形、五段の形

 

第2部 自由組手審査 受験段位と年齢・鍛錬手合のレベルを記す。

 

三段 木霊丸氏・59歳 VS H先生・64歳 鍛錬手合L1 1分

着胴・着籠手、面空乱、他ライトコンタクト 打撃のみ

 

3・4級 上羽丸氏・52歳 VS 初段 弦音丸氏・48歳

フル装備・変手スタイル・面当止(強打注意)・他ライトコンタクト・投げは足技のみ

鍛錬手合L2 1分30秒

 

初段 弦音丸氏・48歳 VS 千手丸師範補(四段)

フル装備 打撃のみ 打ち抜き 鍛錬手合L3 1分30秒

 

二段受験 

唐武会熊本道場 H氏 壮年男子ライトコンタクトルール・鍛錬手合L4 二本取り

VS 

1本目:風門館 千手丸師範補(四段)

2本目:風門館八幡道場長 八咫丸初段 

 

1分30秒 打撃は強打可、一般ルールより軽目でも取る。投げは、担ぎ技(背負い・肩車)・居反り系(裏投げ・前ぞり)禁止、下段はカーフキック禁止、寝技10秒、関節・絞め禁止。

 

結果 上羽丸氏:3・4級合格、弦音丸氏:初段合格、唐武会熊本道場H氏:二段合格、木霊丸氏:三段合格、

4月28日、日曜日、審査会と講習会を無事終えることが出来ほっとしている。風門グループも、小倉クラブの活動が始まったので、今や、3箇所。計12名に増殖。

 

仕事の都合などで、今回の参加者は、風門館が7名、唐武会熊本道場町H先生と計8名。先生を入れて9名となるとものすごく賑やかに感じて、自己満足している。

 

前半は、とにかく、形の直接指導。各自の受験する形をそれぞれ稽古しながら、先生に見てもらという形なのだが、私も三段以上になると疑問やら、うろ覚えがあったりして、きっちり指導できていない部分や、けっこう教えたにも関わらず、当日、全員ができていなかったりとで、指導が回ってこなかった。

 

私も、五段の形を教えてもらいたかったが、ようやく1本のみ、伝授。1時間はあっというまに終わってしまった。

 

風門館では、昨年九月から、先生を福智町武道館に招いて、形の講習と口伝、そして、審査と言う形で行っている。今年九月もまた、秋の審査会をする予定なので、その時までには、四段以下の形の指導の徹底を図りたい。次は、私が独占させてもらう予定にしている。

 

後半は、自由組手の審査。おいおい、稽古禄とともに紹介していくが、今回の受験者は、茶帯1名、初段1名、二段1名、三段1名 計4名であった。

 

年齢・受験段位・大会経験・履歴・稽古日数・バランス・スピード・当て力・フォーム・拍子の取り方・当て身の正確さ・組討・寝技の巧拙。などなど、総合的に判断される。

 

そのため、上記のように細かく、組手・乱取りの強度を調整している。

 

私は、40歳・現役で四段を取ったため、40歳未満で大会歴のない者に二段以上を取らせることにはアレルギーがある。しかし、木立先生は、昔は、福岡武道館に立ったことがない者には、黒帯を出さなかった。

 

その分、私の方が甘いと思う。しかし、時代も変わってきている。風門館の平均年齢は、53歳。うちも、唯一の現役が46歳。従って、普段の稽古も、護身と健康目的が中心で有り、競技に勝つための稽古などとても出来る環境では無い。

 

しかし、私は、それで良いと思っている。今や格闘技のプロが教えるジムがあふれている時代。アマチュア・草の根の風門館が、対抗するとか考える方が非常識だろう。

 

キッズからシニアまで。大人のための生涯武道。そういう場所で良いと考えている。

 

冒頭、動画の二人。59歳と64歳。どちらも、30代から40代前半にかけて、試合・地稽古を嫌になるほど取っている。そして、空手・拳法から身を引いて久しいが、還暦前後にして、二人とも武道稽古から離れがたく、風門で道を歩くことを決めてくれた。

 

しかし、還暦手前・還暦過ぎの二人が、それも、長いこと空手・拳法から遠ざかっていたにも関わらず、動けるから驚異だ。

 

特に64歳・H先生は、今や風門館のモデルである。私は、他の門人にまねをして欲しいと言うわけでは無いが、64歳で、ばりばり組手が出来るのだという事実は大きい。

 

特に、40歳半ばから、始めるケースが多い風門諸氏に取っては、一つの判断材料となるだろう。

 

今後も、健康武道として、風門館・運営のあり方を示す道標になった一日であった。

 

以下、この日、撮りためた4K動画については、週1ペースで、順次、私の雑感と共に紹介していきたい。

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。