https://www.youtube.com/watch?v=EMylwEjUG4g&t=6s
動画説明
【格闘フェスタ2023】【第34回日本拳法道格闘技選手権】in福岡武道館【一般男子・無差別級決勝戦】高瀬宣男(禅道会広島山口支部)VS松尾潔人(タフス道場)#NKD日本拳法道競技連盟
風門館徒然 【恙なしや 友垣】 まったりと稽古。この日々が楽しい。#田川郡福智町武道館 2023・12・3
行者:千木丸氏・八咫丸氏・上羽丸氏
稽古内容 体術総合・体術護身
豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術
素振り足
第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足裏
第5法:刺腰 第6法:舞足表
小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車
5本目:縦車 初手・藤一文字
1本目:袈裟蜘蛛、2本目:白拍子取、3本目:裏拍子取、4本目:袈裟絞
寝技10秒乱取り。
日本拳法道形 横受けの形(4級)、流し受けの形・掬い受けの形(二段)
試合対策 突っ込んでくる重量級への対処=猛牛対策・闘牛士戦法
1カウンターの直蹴り。
2舞足を使っての腕刀打ち、同じく右鉤突きからの左回し蹴り
鍛錬手合L1・5 八咫丸初段VS上羽丸5級 2分1R
風門館事務局 0947・32・3550 kirara.1958ss@gmail.com
代表福光まで
試合の無い、オフシーズンは、まったりと稽古できるので、非常に楽しい。試合に向けて、全員一丸となって、歯を食いしばり、犠牲者を出しながら、稽古する日々も緊張感があっていいが、何しろ平均年齢52歳。一年中、そんなことをやっていたら体がもたない。
風門館の人数の少なさは、結局は試合稽古に、全員投入され、ひどい目に会うというところにある。競技武道の辛いところである。
しかし、本来、風門館壮年部は、護身と健身を目的としたコースで、大会出場を前提としていない。
それなのに、けっこう無理させているので、申し訳ないなと思いながら、何しろ一番の若手が千手丸師範補45歳と言う厳しい現実の中、やりくりしているため、普通、続かないのが当たり前であろう。逆に今のメンバーは、よく続くなと感心している。
さて、とにかく、オフシーズン。この時期、風門館では、護身用の手を増やす。とにかく、小太刀・バチ術の稽古が楽しい。
元々、日本拳法道だけを稽古していた風門同志会を解散し、風門館として再結成したのは、私が、古術の小太刀・バチの稽古をしたかったからだ。普段は、木霊丸師範と二人で、土曜日に稽古しているのだが、千木丸二段の肩が治るまでは、体術総合と護身体術コース合同稽古としているので、私も、しばらくは得物の稽古が楽しめる。
また、この日から、寝技の稽古に入った。寒い冬場は、怪我をしやすい。だから、風門館では、冬の寒い時期は、寝技の稽古を増やす。
今のメンバーの大半は、寝技を知らない。この3年間、コロナによる稽古中止が多くて、寝技まで手が回らなかった。しかし、寝技10秒有りが、日本拳法道の真の魅力で有り、また、難しさでもある。
私自身、寝技は得手では無い。というより、若い頃は、寝技が大嫌いだった。しかし、それでも、寝技10秒の日本拳法道ルールが一番好きだから、不思議なものである。
立ち技出身の八咫丸初段や上羽丸5級も、だいぶ慣れてきた。寝技10秒乱取りも楽しんでくれたようだ。
最後になるが、最近、私の身の回りで、元気の良かった団塊世代が、あっけなく死ぬというケースが多い。
私は、人生100年時代はないのではないかと思っている。私自身も、63歳までサラリーマン生活を送っていた。今や、65歳まで働くのが当たり前の時代で有り、その上、更に、67・8まで会社勤めも珍しくない。
その上で、70代後半で死んだら、いつ楽しめば良いのかと思ってしまう。
私も後10年で75歳。目標は、後10年稽古をすること。そして、85歳まで生きること。
ただ、身の回りを見ているといつ死んでもおかしくない時代になっている。
だから、昔のように、退職してから、何か趣味をと言っていたら、何も出来ないまま、棺桶に行くと言うのもあながち荒唐無稽では無くなっている。
最近、体が硬いのでヨガ教室に週一回通っている。先生は、もちろん私よりは若い方だが、教え方も丁寧で、今までの武道修練の世界とは違う趣があってせっせと通ってる最中だ。
だが、目的は、蹴り技を昔のように復活させたいのが動機だから、結局は武道修練の一環だから続いている。
そして、やはり、武道を辞めて、畑とヨガだけになったら、人生が楽しくないだろう。
やはり、武道稽古をしている時が、一番華やいでいる。
趣味は、その人の個性だ。武道・格闘技でなければ、人生が充実しないという人は、案外と多いのでは無いかと思う。
しかも、日本拳法道が好き。小太刀もやりたい。そういう人のための場を守るために活動している。
年末、久しぶりに大学の同級生二人と飲む。その頃は、八光流と古術をやっていた。
そして、5人くらいの仲間でよくくだらない遊びもやった。
もう65歳。互いに近況など知らない。
しかし、私は、風門館のおかげで、華やいだ生活を送っている。
【恙なしや 友垣】 俺は、けっこう元気です。