日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。第8回風門祭前にも関わらず。小太刀素振り足稽古。#田川郡福智町武道館 2023・10・1

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https://www.youtube.com/watch?v=-3FDnSeq1uk&t=156s

 

令和5年10月1日  日曜日  晴れ 田川郡福智町武道館(金田1313番地1)

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・上羽丸氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

・首の鍛え・体の鍛え

・護身得物術:豊前福光派古術 

得物素振り足:第一法・被り足、第三法・歩み足、第四法・刺し腰、第五法・武者腰

豊前福光派古術:組討掛かり稽古:各自3手総掛・3週稽古。

 大外掛・横掛横捨身・払車・腰車・小内大内、足取り大内

・受け返し 二足法・襷掛け・各自フリー四種稽古 60秒×8R

・突っ込み稽古×2、円懸かり稽古×15秒・2セット

・鍛錬手合 L2変手スタイル・90秒2R、L1.5変手ボクシングスタイル90秒 

 

累計:千手丸氏10R、千木丸氏8R、八咫丸氏・5R、弦音丸氏3R、上羽丸氏3R

 

風門館事務局  0947・32・3550 kirara.1958@gmail.com 代表福光まで。

 

大会が近い。まずは、来週、風門祭。そして、本番、11月12日。4年振りに復活した、我々 #日本拳法道連盟 にとって、最大の祭典。#第34回日本拳法道格闘技選手権 in #福岡武道館 が待っている。

 

もちろん、大会前だから、競技用の稽古もするが、それでも、準備運動がてら、古術の得物芸法の基本である、素振り足の稽古をした。

 

格闘技とは言わず、競技武道の人から見ても異様な風景だと思う。しかし、それが風門スタイルであり、だからこそ風門館なのだと言える。

 

今時、単に、格闘技をしたいとか、競技武道をしたいと言うのなら、風門館運営の必要性は全くない。

 

プロの指導者がいくらでもいて、ジムが乱立している。一方、得物に関しても、杖道が普及している現在、古術を学ぶ必要性は薄い。

 

しかし、競技武道もやり、小太刀教え、護身体術もやる道場となるとあるようでない。KB,ブラジリアン、杖とやれば、護身実用としては完璧だが、仕事を持っている社会人が、三つ並行して稽古するというのは容易では無い。また、第一金がかかる。

 

私は、護身において、ワンストップでまかなえる場として風門館を作った。

 

護身のための、取りあえず必用なものが、一箇所でまかなえるコンブニのような場所。

 

それが、風門館である。

 

試合での勝ち負けに拘りたいなら、風門館のようなやり方では勝てない。しかし、凡夫のための護身実用として考えると風門のあり方は、ベストだと私は思っている。

 

競技武道を何のためにやるのか?スポーツとしてやるのだったら、ルール内の勝ち負け全てだから、そのルールの枠内で稽古をしないと勝てない。当たり前のことだろう。

 

しかし、乱取り・競技を護身鍛錬法として見ると、また違った様相が見えてくる。

 

胆力を鍛えること。気走を読むこと。拍子・間合い、形と違い、自由に動き・抵抗する人間とルール内であっても本気で激突するとどうなるのか?

 

形稽古ではどうしても学べないものがそこにはある。風門館が、乱取り・組み手とは呼ばず、敢えて、<鍛錬手合>と独特の用語を使っている由縁である。

 

凡夫にとって、重要なことは、仕事との兼ね合いである。ケガのリスク。稽古の持続性。護身実用としての普遍性と再現性。

 

そういう、もろもろのバランスを考えた上で辿り着いたのが、日本拳法道と福光派古術の併修がベストという私なりの結論だった。

 

そこで、両流併修の場として、設けたのが、現在の風門館である。

 

一個人の主観であっても、確信があるから、運営を持続できる。それが、私なりの風門館運営の大きな動機の一つである。