日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 令和五年度 稽古納め 雀足 忘年会

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風門館徒然 令和五年度 稽古納め 雀足 忘年会

 

令和5年12月24日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・弦音丸

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

豊前福光派古術 素手第四法 腰取 三手

帯取返・抱車・抱捨身

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 五手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・八咫烏

 

日本拳法道形 

横受けの形・差し受けの形(初段) 押受けの形・挟み受けの形(三段)、

 

鍛錬手合L1 1分×2R

 

風門館事務局 0947・32・3550 kirara.1958ss@gmail.com

代表福光まで

 

年末は、慌ただしい。最近、スマホで、ネットに接続する関係で、どうしても、稽古禄が遅くなる。

 

しかし、この稽古禄は、古術福光派にとっては、生命線だから、ここだけは、稽古を続けるかぎり全うしたい。

 

現在、風門館は、日本拳法道ルールを中心に、募集しているため、ルール内で使える古術の手業は教えるが、それ以外の護身用の手、特に、得物術は、全く教えていなかった。

 

ただ、<護身・健身・修身:三位一体>を掲げる風門館としては、競技武道だけ稽古するのは筋が違うと思っている。

 

年明けには、三月、佐賀で唐拳杯が開かれる。それに向けて、競技用の稽古が占めていくのは当然としても、シーズンオフくらいは、小太刀をやりたいと考えている。

 

他にも、上に記したように、多くの手業を伝えた。冬の間は、寝技を稽古する。ところが、この3年間、コロナ騒動で、冬の度に閉館が続いた。そのため、現在の黒帯は、基本的な寝技を全く知らない。

 

元々、日本拳法道は、当て身から入るので、寝技はどうしても後回しになるが、対柔道・対ブラジリアンを想定するなら、最低限、10秒は持ちこたえる技術がいる。

 

それ以上は、専門家に習いなさいと言っている。

 

話しが、前後するが、私個人は、小太刀の稽古をすると心地よい。

 

競技のこともあるので、小太刀の稽古も後一度、稽古始めにするのが最後かなと思うと寂しいが、門中の各自やりたいこともある訳だから、そこは、希望を最優先にしたいと考えている。

 

何はともあれ、振り返れば、令和5年。2月のと唐拳杯in佐賀。6月のタフスin久山。10月の風門祭in福智町武道館。11月の本番。第34回福岡武道館大会と4本トーナメントがあり、全体会に風門館から選手を送り込めた。平均年齢52歳の田舎道場としては、快挙だ。

 

大会の度に、怪我人も出したが、入院するような大怪我は出さずに済んだ。本当に、天神地祇に感謝するしかない。もちろん、門中各位の頑張り、努力の賜であることは言うまでも無い。

 

護身用の手も毎週一手は必ず稽古しながら、競技もやっているのだから、ありそうで無いと自負している。

 

稽古納めは、出席3名と少なかったが、たぬきの里という喫茶店で、忘年会も出来た。

 

年明け、やれることをやりながら、指導もするが、私自身の護身用の手業稽古としての古術と日本拳法道形完全マスターの目標に向かって私なりにマイペースで稽古したい。

 

何やら、腹の出た、開脚も出来ない、さび付いた体と書かれているらしいが、だから?という気分だ。

 

私は、別に武道家とか名乗ったこともない。単なる市井に暮らす一凡夫として、万が一の際に、無抵抗で死ぬのは嫌だから稽古しているだけだ。

 

それが、私の考える護身である。ゴシラー1.0ではないが、生きるために抗いたいのであって、それは、出来るとか出来ないとか以前に、自分の思想の問題なのだ。

 

他人から、ああだこうだと言われる筋合いはない。

 

職業武道家ではない。都度払い。700円のうち、200円は、場所代。残り500円は、指導料という名目だが、実際は全て運営費に使っている。

 

手出しが無ければ良い。その程度のレベルでやっている。それで良ければどうぞ。一緒に稽古しましょうというのが、風門館のスタンスだ。

 

権威が欲しければ、権威ある人の元で。

 

都度払い700円で、護身実用としては、コスパが良いと思うなら風門館へ。

 

選ばれなくて、消滅したらそれまでのこと。その日が来るまで、一日でも延命して、自分の稽古を続けたい。それだけの動機でやっている。

 

昔の栄光にすがって生きて何が悪いのか?そのために危ない他流試合を百本取ったのだ。

 

年を取って、動けなくなったら、自慢してやる。それのどこが悪いのか?

 

マチュアの他流試合は、金を払って、危ない橋を渡る。基本、自己顕示欲を満たすため以外に、逆に動機がないと思うが。

 

昔の栄光が、すごい人から言われるならともかく。リスクを取ったことも無い人間からは言われたくない。

 

そんなこんなで、今年も暮れていくが、いい仲間に恵まれ、私は幸せ者だと思っている。