令和5年12月17日 日曜日 雪のち晴れ 於福岡県田川郡福智町武道館
第2回 NKD日本拳法道競技連盟
技術セミナー&ライトスパー交流会
in福智町武道館
参加者 風門館4名 タフス道場5名
内容
1 日本拳法道ルール説明:寝技における打撃の有効ポイントの説明(風門館・福光)
2 タフス道場代表:松田先生直伝【基礎から学ぶ三角絞め】講習会
3 10秒寝技乱取り(立て膝からの)
後半 ライトスパー交流会
1 立ち技のみ ライトスパー総当たり1分6R
2 腰技・担ぎ技禁止・寝技10秒有り レベル2・ライトスパー90秒3R
3 担ぎ技・裏投げ禁止 レベル4ライトスパー90秒2R
4 目慣らし 1分2R
5 風門流突っ込み稽古 30秒3R
当日、朝から雪が、予報通り降った。果たして出来るのかと不安になりつつも、福智町武道館へ向かう。積もるほどではなく、タフス道場の面々も集合。予定より30分遅れ集合にしていたが、けっこうみんな早く来て、10:20分には、開始を宣言。途中から晴れ間も見え、安心して稽古に集中できた。
内容は、上記に記した通り。メインは、松田先生による基礎から学ぶ三角絞めなので、楽しみにしていた。実は、風門は、以前一度講習を受けているので、今回が二回目だが、徹底的に基礎から教えてもらったのでありがたかった。
競技連盟の理事の先生方は、すごい経歴・技術を持っている先生方が多いのだから、こういう形で今後もセミナー&交流会をやってもらうとほんとありがたいと思った。前半一時間近く三角絞めの一手に絞って講習を受けたが、全く飽きが来なかった。一度や二度でマスターできる技ではないので、また講習を松田先生にお願いしているところだ。
後半は、ライトスパー交流会
風門館は、立ち技・打撃から入るので、今回のライトスパーも、怪我を防ぐために、徐々にレベルを上げ、総合ルールになるよう工夫した。
今回、風門館は、勤務などの関係で出席者が半分しかいなかったのが残念だが、タフスの歴戦の強者揃いと合同稽古が出来て、最高の交流会となった。特に、小学生の頃から知っているB君が、中二となっており、どんどん強くなっているので、先行きが楽しみだ。もう一名の中学生C君も柔道を幼稚園からやっていると聞き、タフスは層が厚いなと思った。
以上稽古禄。
以下、今回の交流会の趣旨についての私の感想
今回のセミナー&スパー交流会は、NKD日本拳法道競技連盟の交流会のあり方について、中島会長と話している感じでやってみました。今後は、競技連盟加入道場が、各道場の判断で、独自に稽古会を開いてもらい、その際に、他流派にも門戸を開放する形にすれば、技術力UPと同時に日本拳法道競技の認知度も上がるのではないかと考えています。
第3回をどなたかが開いてくれることを期待しているところです。
最後に。とにかく、今回は、楽しかったです。競技は、激しく闘い、交流は笑顔で。そうすることが、一番人が集まるのでは無いかと考えています。エンタメではなく、中島会長のこの競技をオリンピック種目にと言うのは、私はあながち夢想とは思っていません。
社会体育として、生涯武道として、また、路上における護身実用の乱取り法として。この優れた日本拳法道競技法を認知させるための一つの機会が、交流会なのかなと考えました。
反省点
寝技における有効打撃の説明をしましたが、実は、私はそう解釈していると言うことで
案外と曖昧なまま試合をしているのが現状だと思います。このルールの細かい解釈についても秋山審判部長を中心に講習会を開く必要性を感じました。
以下、ご案内。
今回の交流会の様子は、風門館ユーチューブチャンネルで流しています。現在ショートのみ、一日に一本配信中です。今回、4Kの長尺も撮っていますので、少しずつUPして行きます。
風門チャンネルで時間のある時に見てください。ただし、4Kは、固定で撮りましたので、定点撮影となっています。その点ご了承ください。
https://www.youtube.com/shorts/XI1jqhBPt2E