日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館Q&A。40代後半ですが、組手が心配です。A:大丈夫です。ゆっくりやります。田川郡福智町武道館 10:00~12:00。1レッスン・700円。

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風門館Q&A。40代後半ですが、組手が心配です。A:大丈夫です。ゆっくりやります。田川郡福智町武道館 10:00~12:00。1レッスン・700円。

 

風門館への問い合わせで、一番多いのが、「組手が心配」という声だ。その心配は、私の方でも十分承知しているので、ゆっくりやりますから心配しないでくださいと答えているが、なかなか、そこがネックで、入会をためらうというケースが多いようである。

 

以下、風門館の鍛錬手合=一般で言う組手・スパーリングの規準を示す。

 

① 40歳以上の人には、競技は勧めていない。従って、鍛錬手合も、目的は護身実用のための一つの鍛錬法として行う。従って、風門館では、組手と呼ばず、鍛錬手合と呼んでいる。

 

② 40歳未満であっても、経験値・年齢・修練目的などに配慮しながら、段階的に強度を調整して行うので、無理・無茶な乱稽古はさせない。

 

③ また、40歳未満でも、鍛錬手合はしたくないという場合。福光流の級・段のみであれば、允可できる。日本拳法道の段・級は、40歳未満の場合、乱稽古無しでは発行できない。特に、40歳未満で、二段以上を取得したいという場合。福岡武道館での大会出場歴がいる。

 

④ 50歳以上の方は、形稽古主体で稽古し、鍛錬手合は、軽い鍛錬手合L1(寸止め)程度が出来ればよい。段・級も、L1で発行する。

 

⑤ 60歳以上の方は、形稽古のみでよい。段・級も遠当・L0ができればよい。

 

⑥ 50歳以上の有段者は、ゆっくりとした鍛錬手合で稽古すれば十分だ。

 

おおまかに、こういう規準で稽古しているので、安心して来て欲しい。ただし、競技を目指すとなると話しは別なので、そこも留意して欲しい。

 

一番重要なことは、護身・健身・修身のうち、特に何を重んじて稽古するのか?その目的意識をはっきりと持つことがが重要である。

 

競技目的、健康目的、精神修養、段級取得を目指す。目的は、各人が決めることであって、風門館からの強要・強制とかは一切無いが、

 

一番困るのが、目的意識が曖昧な人だ。なんとなくやりたいという人は、こちらも指導のしようがないので、風門館には、合わない。

 

また、勢いで物事を言う人も、風門館では続かない。試合に出たいと言ったら、風門館では、本当に試合に出るためのメニューを組むので、そうなると、護身とか健身は吹っ飛ぶ。

 

日本拳法乱取り競技法自体は、防具式とは言え、かなりきついルールだ。そのコートに上がって、無事帰還するためだけでも、相当な稽古量を必要とする。

 

月1ペースしか稽古に来ないのに、試合に出たいとかいう人は、基本、競技武道を舐めすぎている。そういう人間を試合に出せば、責任は、私に降りかかるので、そういう感度の鈍い人。想像力の欠如している人は、こちらからお断りしている。

 

冒頭の動画。51歳・ボクシング経験者 VS 47歳・フルコン・ボクシング・KB経験者のマススパーだが、お互いに倒す武道・格闘技の経験者なので、逆にゆっくりと力まず稽古が出来る。

 

40歳以上の人は、こんな感じで稽古するのが風門館の理想である。風門館は、生涯武道をテーマに活動している。

 

壊し合う道場・ジムはいくらでもある時代だ。そうではなくて、ゆったり稽古したいと言う人の受け皿として、風門館は存在している。

 

無理なく・無茶無く・怪我無くでやりたい人のための選択肢として風門館はあるので、組手の心配に神経質にならなくてよいと答えている。

 

風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。