
日本拳法道/キッズ空手 小倉クラブ 空手道9級・昇級審査会 2025・12・11 小倉南区徳力教室
令和7年12月11日 木曜日 晴れ 北九州市小倉南区徳力教室
先達 雲母丸・出雲丸先生 行者:弦音丸氏・小太郎童子・日鷹童子・牛若童子・トライアル1名
稽古内容 日本拳法道・錬和会空手道
少年部
空手のルールによる分類説明
日本拳法道当身拳法素振り12箇条 基本5本目~6本目
受け返し稽古 対ミドル対策:前拳直突出ばな技の研究
着胴蹴込み稽古 左右直蹴・左右抜き胴・左右逆袈裟胴
錬和会基本動作 その場突き・移動稽古12種
錬和会空手道 拳手法の型・アーナンクーの型
牛若童子 空手道9級審査会
小太郎童子38R・牛若童子43R・日鷹童子12R 茜童子1R ラウンド数はL2換算。
計算式:公式戦L5=地稽古L2・10R 公式戦L3・1R=地稽古L2・5R、公式戦L2・1R=地稽古L2・3R 公式戦には、昇級・昇段審査の組手を含む。55歳以上は、L1以上で記録。
この日は、錬和会空手道の昇級審査 基本・移動稽古・拳手法の型・アーナンクーの型。全て、牛若童子が、号令をかけて出雲丸先生は、修正のみ。
アーナンクーは、私も、まだ正確に覚えていないから、さすがに無理と思ったら、家で相当やっているのか、きっちりやり遂げ、無事合格。これで、錬和会空手道9級が誕生した。
アーナンクーの写真を撮るべきところを忘れたので、代わりに14日。日曜日の日本拳法道の昇級審査での小太郎童子の写真をあげている。
小倉クラブでは、小学生は、全員空手の級から取らせている。理由は何点かあるが、一番大きいのは、日本拳法道とは何かを知らない小学生に日本拳法道の級を発行することに躊躇いがあるからだ。
日本拳法道は、防具を着けたMMA競技だ。MMAと何か?総合格闘技とは何か?日本拳法とは何かを知らない小学生に日本拳法道の級を押しつけるのはいかがなものかという躊躇いがある。
小太郎童子は、昨年小学校6年の晩秋に入門したが、その時点で、MMAをやりたいと言ったので、それでは、小太郎童子は、日本拳法道の級を、他の小学生は空手の級をと決めた。
ただし、稽古内容は全員同じである。また、日本拳法道連盟では、空手・拳法の黒帯には、その段位からの允可という特待制度がある。少年部も中学生以上になり、MMAとは何かが分かるようになった段階で、日本拳法道の段を取ることも出来る。
特に、私の直門であれば、空手の初段を取ったあと、6級から二段までの日本拳法道形が出来、かつ、日本拳法道連盟指定の公式戦で、グローブ空手ルールかもしくは、総合ルールでの他流試合経験が、2戦以上あれば、二段を取得できる。
免許料のことを考えれば、家庭の負担もすくなくて済むだろうという配慮で、そうしている。
また、出雲丸先生の直門であれば、逆に日本拳法道の黒帯は、錬和会の空手の諸条件を満たせば、3級からの受験となる。
そういう取り決めで、小倉クラブを共同運営している。
ここで、冒頭の写真を見て欲しいのだが、これは、日本拳法道連盟の冬季昇級審査会での一枚だ。5級の指定形・下受けの形を撮ったものだが、まさに、空手を習わせている効果が如実に出ている。
見事な前屈立ち・下段払い。
私が、今年、風門館一門を引き連れて、出雲丸先生に入門したことを単なる集客のためと誤解をする向きがあるようだが、そういう問題ではない。
私は、日本拳法道入門以前、高校の一年半と23歳から始めた沖縄小林流8年、更に、5歳から始めた、鎌倉古流、剣道初段・八光流柔術三段・合気道初段の経歴を持って入門した。
以来、36年、のべ900人を指導したが、非常にシンプルな日本拳法道形ができないという事実にぶつかり、なぜ出来ないのかがなかなか分からずに苦悶してきた。
特に、900人のうち、他武道・格闘技出身者が半数を占めていた。にも関わらず、却って他武道・格闘技出身者の方が、日本拳法道形が出来ないという不可思議な現象が起きた。空手・拳法・KB・柔道・剣道・合気道、のきなみ出来なかった。
私自身は、日本拳法道形は、見れば、基本すぐに出来た。あくまでもとりあえずだが。しかし、私の門下は、そのとりあえずが出来ない。
なぜ、できないのかを分析しつづけた結果。日本拳法道形は、運用型として優れているが、鍛錬型としては、不向きだという結論に至った。
私は、古術の太刀術と沖縄小林流で、基礎鍛錬を積んでいるので、容易に出来たのだと言うことに気がついた。
そうやって振り返ってみると、私の門下で、日本拳法道形がうまいのは、木霊丸師範と千手丸師範の二人だけだ。
この二人、年期が長いと言うこともあるが、実は、古術の太刀振りを相当にさせている。
要するに、四股立ち・前屈立ち・後屈立ちなどが出来ていないと、どうも、日本拳法道形はうまくできないのではないかと感じ始めたのが、8年ほど前のこと。そこで、空手か鎌倉古流の素振りの必要性を感じていた。
しかし、週1回二時間。それも、月1とか2回ペースの人に、得物稽古をさせるのは現実問題困難だった。
そこに、不思議なことに出雲丸先生が現れたので、迷わず、風門スタイルを継承させるために、丸ごと門下に入った訳である。
私の風門スタイルは、木立伝日本拳法道×鎌倉古流×村上伝沖縄小林流で出来ている。
この沖縄小林流の代わりに、出雲丸先生の空手を修得させれば、風門スタイルは、再現可能となる。それが、私の結論であり、仮説だ。
その仮説が、この一枚の写真で、証明されたと思っている。
小倉南区徳力教室(徳力小学校区・広徳小学校区・徳力公団駅から徒歩10分)
毎週木曜日 少年部18:30~20:00
ジュニア&シニア 一般1000円・中学生以下600円/1回
12月4日・11日・18日(稽古納め)
小倉南武道場稽古会
12月6日 土曜日 13:00~15:00
12月13日 土曜日 13:00~15:00
一般1000円 高校生以下600円
場所代1980円 電気代320円 (合計)2300円
連絡先 風門館事務局 ☎ 090 9477 6281 福山
風門館公式ライン https://lin.ee/yOoPYqh
