日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。掻取 蜘蛛手10種・小太刀叩き切羽根 #田川郡福智町武道館 2024・1・21

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令和6年1月21日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏・弦音丸

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・退足

第10法:差足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

小太刀:叩き切羽根、肩透かし

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 蜘蛛手12手のうち8手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

馬乗り返し2種

寝技・袈裟蜘蛛掛稽古 10秒×3本

立て膝相撲 10秒×3本、足絡みなど稽古

 

日本拳法道形 各自稽古

退足からの回し蹴り2種

コンビネーションフリー

目慣らし60秒×3本

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

手鎖に未練があるが、福智町武道館日曜コースは、基本、日本拳法道中心のクラス。

護身は、毎週一手としている。残念だが、しょうがない。

 

佐賀の唐拳杯の日程が決まったようで、試合に向けての稽古を、徐々に増やさなければならない。

 

護身と競技武道を週一回2時間で行うのは、本来無理があるが、私は、形稽古だけでは、万が一の護身実用には使えないと考えている。

 

これは、形稽古の流儀を批判している訳ではないので、誤解の無いように。あくまでも、私の主観で有り、その私の考えの上に、風門館は、日本拳法道と豊前伝福光派を併修している訳である。

 

私は、警察の逮捕術そのもの習ったわけでは無いが、自分なりに護身と言うことを考えながら武道稽古をやっていたら、自然と現在の形がベストだと思うようになった。そして、きがついてみると、警察の逮捕術に極めて近いことをやっている訳だから、そこには、必然的な解が含まれていると感じている。

 

解は、複数あるだろうが、少なくとも風門なりの解が、現在の日本拳法道を主として、古術を併せるという形なのだ。

 

さて、稽古内容は、上に書いたとおりだが、二時間で、全てやっている訳ではない。

 

特に、古術に関しては、列記しておかないと私が今どこをやっているのかが分からなくなるので書いている。稽古禄は、私にとっての今後の指導内容・スケジュールを示している。

 

今、重点的に取り組んでいるのが寝技。私は、柔道の経験が0なので、風門館では、寝技は、古術の手業を以て、それに当てている。柔道ともさほどの違いはないが、日本拳法道ルールでは、寝技10秒なので、それに特化した稽古を続けている。

 

今いる門人のほとんどが、コロナ期間中に入ってきたため、当て、投げは教えたが、寝技はほぼ教えていない。

 

私も得意な方ではないが、基本的な手業、稽古法など指導しておけば、後は、乱取りの中で意外と自然に覚えるものだ。

 

取りあえず、蜘蛛手8手。段階的に教授している最中である。

 

また、千手丸師範補ももう4段。競技部門は、師範補に任せ、私と木霊丸師範は、古術の小太刀を合間、合間に稽古している。

 

備中の空丸師範が、古術の継承に取り組んでいてくれるのだ、私と木霊丸師範は、備中に送る動画を撮るための稽古を合間合間にしている。

 

それが楽しみなので、稽古のモチベーションとなっている。

 

競技を引退してからも、何かと、天が私を芸法の世界から離さない。古術者は、受け身思想である。問あれば発し、求められれば応える。

 

求められることの中に、神意を見る。神のまにまに

 

週一回、天神地祇に感謝しながら、生きて死んでいく。満足している。