日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 第34回日本拳法道格闘技選手権in福岡武道館まで、後4週。風門館総動員令。#田川郡福智町武道館 2023・10・15

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https://www.youtube.com/watch?v=Cw1sTHR7zHs&t=112s

 

令和5年10月15日  日曜日  晴れ 田川郡福智町武道館(金田1313番地1)

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・八咫丸氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身・護身護身

 

・首の鍛え・体の鍛え

・護身得物術:豊前福光派古術 

元手・小太刀:脇勝六本目縦車:初手・襷返・提一文字(藤一文字)

口伝:鎌掛け

豊前福光派古術:組討稽古:

 払車・尾長鳥・大外刈・負車・裏捨身・肩車 各5本ずつ。

・受け返し 各自フリー5種稽古 60秒×8R

・鍛錬手合 L4・2分1R、L2・2分1R 千手丸氏・八咫丸氏

L1 雲母60秒・木霊丸氏60秒 2分1R VS千手丸氏 

 

累計:千手丸氏20R、千木丸氏8R、八咫丸氏・13R、弦音丸氏3R、上羽丸氏3R

 

風門館事務局  0947・32・3550 kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

この日も忙しかった。いつものことだが、平均年齢53.5歳、しかも少人数の風門館に取って、大会前のスパーリングパートナ不足は、深刻な問題である。

 

本戦、#第34回日本拳法道格闘技選手権in福岡武道館まで、残り4週。ここで、やはり、大会へ向けて無理がたたった千木丸二段が、ドクターストップ。

 

他にも、体調不良や仕事などで、試合直前のスパーリング調整をどうするか?頭を抱えていた。MMA系ジムへの出稽古という案も出したが、千手丸師範補自体が、普段は仕事が忙しくて、仕事終わりは基本9時だから、とても無理だという結論にいたり、#風門館八幡道場 に出稽古。

 

後は、#福智町武道館に、#八幡道場長 八咫丸初段に無理を仕して出てもらう。そして、想乱相手なら務まるだろうということで、風門館老人部隊にも緊急招集。

 

私、福光雲母丸65歳、木霊丸師範59歳。一人1分ずつ交代で、二人で2分1R。スタミナ稽古相手にはなるだろう。

 

八咫丸道場長は、9月に初段を取ったばかりだが、フルコン・KB・ボクシングと打撃経験は、豊富で有り、打撃だけなら、日本拳法道連盟では三段クラス。恐らく、打撃に関しては、千手丸四段より長けている。

 

しかも、彼は、研究熱心なので、最近、組討・寝技・足関節まで、けっこうこなすようになってきた。

 

老人部隊の役割は、師範補を休ませない。道場長には3分の休憩を取らせる。

 

しかし、マスとは言え現役45歳85Kの師範補は脅威だ。我々、引退組は、平和が欲しい。この、いつもの老人部隊投入作戦から脱出したいというのが、我々の悲願だ。

 

#若者募集 #稽古仲間募集 #出稽古募集 #スパーリングパートナーをやといたい

 

しかし、こうやって、みんなで、選手を支える。このちっぽけな片田舎の弱小道場が、福岡武道館に選手を送り出すために、身を削って、支えるのは、容易では無い。

 

だから、絆が生まれる。

 

塹壕社会主義という言葉があるが、私には、それが理解できる。私が現役時代、最も私のスパーリングパートナを務め、私を支えてくれたのが、木霊丸師範(福光流免許五段・日本拳法道二段)だ。

 

感謝というのは、自然と生まれるものだ。私は、<絆>という言葉を安易に使う人間を好まない。なぜなら、そういう人間は、私の経験上、してもらうことの<絆>ばかり求め、自分が犠牲になる<絆>に関しては無頓着なケースが多い。

 

戦後日本のサービスされるのが当たり前の風潮が好きになれない。

 

競技武道の世界は過酷だ。師範補も既に45歳。これを支える人間も、全員、48歳以上。

 

普通に言えば、狂ってる集団だとも言える。

 

我々も好き好んでやってる訳ではないが、師範補を無事に帰還させるため、全員が自分の出来ることで支える。

 

そういう仲間が好きだから、依然として、私も運営を続けている。