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風門館では、直蹴り・抜き胴ができるようになったら、次の段階として、この直蹴り→横蹴りの二連蹴りをよく稽古する。
だいたい茶帯以上になると教えている。
横蹴りは、足底で蹴るので、ストッピングとして使うのだが、護身実用としても有効だと考えている。一般的に、蹴り技は、護身としては欠点も多いが、靴を履く現代社会では、想像以上の破壊力を生む。
体格差を埋めるためには、蹴り技の習得は欠かせない。
また、護身実用とは、相手を破壊すれば良いと言うわけでは無い。例えば、空手の目突きなどは、威力がいくらあっても、躊躇無く使える凡人は少ないのではないだろうか?
また、使えたとしても、過剰防衛は必至だろうから、社会人としての生活は終わる。
過剰防衛を取られても、民事・刑事罰が軽い方法。これが、実は有効な護身実用だと風門館では考えている。
その点、足底での横蹴りは、ストッピングとして使えば、威力もあるし、相手を破壊しようとする意図は無いので、過剰防衛を取られたとしても、軽くなる。
競技でも、有効な技だ。護身用・競技用とどちらでも使えるので、風門館では多用する。
直蹴りを躱されても、即座に横蹴りに移る。これができると相手の突進にカウンターで入れることができ。股関節部分を蹴っても、うまくいくとかなりの威力を発揮する。
また、年を取って体が硬くなるとどうしても蹴り技が苦手になるが、低い蹴りは、年がいっても出来るのも利点だ。
風門館は、達人技を追求する道場では無い。凡夫のための護身実用を研究しているので、再現性と汎用性を最大限重視している。
ゆったりと稽古するので、年齢に関わらず稽古が出来る。
そいうのがいいと言う人には、向いてる道場だと思う。
風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。