日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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日本拳法道ルールの魅力1 安全に他流試合。

日本拳法道ルールの魅力1 安全に公開他流試合が出来る。
 
<九州武道連絡会議>の発足を受けて、再度、日本拳法道ルールの魅力をまとめてみたい。
 
最大の魅力は、なんと言っても、<安全に公開他流試合が出来る。>と言うところに尽きる。
 
まず、軽量防具の使用で、動きやすく、安全性が確保されている。その上で、禁止事項がほとんど無く、打撃・投げ・関節・寝技有りだから、基本。どんな武道・格闘技でも自分の技術がそのまま使えると言うのが日本拳法道ルールの特徴である。
 
しかも、大会は、フルオープン参加なので、誰でも出場できる。だから、全試合、ほぼ公開他流試合となるところが、魅力なのである。ルール的には、真武館や、現在の禅道会北斗旗などとほぼ同じルールで、面と胴を着けているため、安全性が高くて、他流試合が出来るように、ルールが設計されている。
 
私などの、<空手バカ一代>直撃世代でかつ、<アントニオ猪木異種格闘技戦>に興奮した世代にとって、しかも、仕事最優先の草の根のアマにとって、安全に他流試合が出来る、この画期的なルールの大会が、なぜ、無名で、しかも、現在存亡の危機に立たされているか、全く理解できない。
 
私自身、このルールを始めとして、各種ルールで、空手の伝統派・フルコン系・拳法各派・柔道・テコンド-・キックボクシング・シュートボクシングなどと他流試合を重ねたが、その一戦一戦が貴重な体験で有り、考えさせられること大であった。
 
寝技10秒制限と6オンスグラブ使用のために、組み技系から不公平だと不満が出ることがあるが、言ってる意味が分からない。元々、打撃系総合武道を作るために打撃6・投げ3・寝技1になるようにルールが設計されている。
 
打撃系が有利になるように設計されているのだから、勝ち負けに拘るのなら、出なければ良いだけの話しである。
 
逆に、私は、アマキックやグローブ空手・硬式空手などに出場したが、投げが無いから不利だとか言って文句を言ったことは無い。
 
今は、いろいろなルールがあるのだから、各人が各人の考えに沿って、出れば、良いだけの話しである。
 
そういう多種多様なルールの中で、日本拳法道ルールは、安全に他流試合が出来る場として、<福岡武道館大会(格闘フェスタ・セイフティ格闘技選手権)>の場を提供している。<アマの草の根他流試合好き>には、あまりにも画期的なことだ。
 
禅道会・空道の大会は、きつすぎるというあなたのための大会なのだ。この魅惑の大会の魅力を風門は、今後も伝えたい。
 
なお、上の動画、日本拳法道第11回大会(第11回セイフティ格闘技選手権)での私の試合だが、生まれて初めて、胴回し回転蹴りを食らった。それを捌いて決めたので、会心の一撃だった。他にもテコンドーのネリチャギを食らって、とっさに古術の十文字受けで受けて、相手を吹っ飛ばしたこともある。
 
話しには聞いていたが、実際に食らうのは初めてという業を、己の流儀の業で仕留める。快感の一語に尽きる。
 
今なら、カポエラと闘えるかも知れない。漫画の世界が、リアルでできる。しかも、安全に。
 
面白くてやめられない。ここが日本拳法道ルールの最大の魅力だ。以下続く