日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門士情。「他流試合即修行」 令和4年度昇級審査会 自由組手審査3 田川郡福智町武道館。4月10日。

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https://www.youtube.com/watch?v=SFrqbrXf-dU

 

骨法の堀辺師範が、「他流試合即修行」と言う言葉を提唱していた時、私もその言葉に共感した。

 

日本拳法道に入門してから、10年間。公式戦・昇段審査会・道場での地稽古。そのどれもが、いつも他流試合であった。

 

防具式徒手総合武道・日本拳法道は、技の自由度が空道並みに高い。しかも、大会がオープントナメント形式であるので、出る大会の試合は、95%以上、他流試合となる。

 

空手・拳法の各種スタイル。KB。柔道。相撲・レスリング。それらを独自に組み合わせて闘う者。

 

当時は、まだブラジリアンが普及する前だったので、ブラジリアンとは闘ったことが無かったが、後は、現代競技武道・格闘技とはだいたい手合わせした経験を持っている。

 

その、防具で安全性を担保しながら、自由に他流試合が出来るというのが、日本拳法道連盟設立のコンセプトであり、また、最大の魅力である。

 

また、公式戦以外にも、昇級・昇段審査会でも他流試合が展開されるのが、日本拳法道連盟の特色である。

 

今回もそうだが、初の審査に臨む八咫丸氏。5・6級審査を受けたのだが、彼は、44歳くらいから、空手を始め、そのまま、並行してボクシングも始めたそうだ。また、コロナで、風門館が休館しているときは、遠方のKBジムにも出稽古に行くなど、非常に熱心に稽古している。

 

運動能力も高いので、よく、今まで、武道・格闘技と無縁でいたなと思うような存在である。

 

昨年4月頃、入会したので、風門スタイルが、徐々に身につき始めている段階であるから、彼は、空手+ボクシング+KB+日本拳法道で闘っていることになる。

 

一方、今回、八咫丸氏の相手を務めた千手丸氏は、武道・格闘技経験0で、私の門下に入ったので、純粋に、日本拳法道+豊前福光派古術=風門スタイルで、他流試合を闘い続けた人間である。

 

この同門でも、他流試合と言うのが、一番面白い。

 

今まで、日本拳法道に残った人間を見ると、この他流試合が根っから好きというタイプが多い。

 

ちなみに、勝ち負けに拘ってのことでは無い。勝ち負けに関わらず、とにかく、他流試合が好き。そういう人間が残るようだ。

 

日本拳法道連盟設立の最大のコンセプトが、それだから、当然と言えば当然なのかも知れない。

 

八咫丸氏。打撃だけなら、日本拳法道では初段クラスなので、千手丸氏と打撃のみのガチスパー。L3で執らせたが、迫力満点の攻防を繰り広げた。

 

千手丸氏とは、体重差が、20K近くあるので、それを考慮すれば、出色の出来具合だった。

 

46歳という年齢は、気になるところであろうが、50歳までは、十分出来るのが、防具付きの良いところだ。後、5年は撃ち合える。51で現役を引退すれば、3段になっている。3段は、支部長だ。

 

八幡西区当たりに、日本拳法道連盟の支部を開いてもらえれば、私の33年間も報われる。

 

福智町道場は、千手丸氏と千木丸氏で運営してもらう。八幡西区には、八咫丸氏。

直方には、S氏に。そして、獅子丸氏を呼び戻して、小倉に支部を開きたい。T氏が、黒帯になれば、二人で運営できる。

 

仕事を持ちながらの道場運営は、自営業であっても、一人で運営するのは難しい。

 

黒帯が二人いないと本業に差し障りが出る。

 

八木山峠以東に、日本拳法乱取り競技法を普及させる。それが、私の任務だった。

 

この動画を見ると、夢はふくらむ。そういう夢を、この年で見られることが一番の幸せだと天神地祇に感謝している次第である。