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第5回風門祭日本拳法道錬成大会 Result 

 

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令和元年度第5回風門祭日本拳法道錬成大会

 第5回風門祭日本拳法道錬成大会 Result 

 

令和元年度第5回風門祭:福智町武道館(10月6日・日曜日)

 

参加団体:風門館3名・エボルート小倉ジム3名・唐武会1名
禅道会熊本1名・雷電流拳法1名

軽量級 優勝:井上耕(唐武会) 準優勝:松田明康(禅道会熊本)
中量級 優勝:平木鉄馬(風門館)

準優勝:南慎太郎(風門館)
重量級 優勝:柏木勇哉(エボルート小倉ジム) 準優勝:福山順平(風門館)

無差別級 優勝:柏木勇哉(エボルート小倉ジム) 準優勝:平木鉄馬(風門館)

 

今年も面白かった。その一語に尽きる。また、他流試合歴豊富な選手が集まり、しかも、そ各流儀・会派のベースを大事にしながら、見応えのある試合が続き、面白いの一語に尽きた。

 

いぶし銀のようなベテランから、若手のプロ志向の選手。立ち技系から、寝技系。柔道・空手・KB・MMA・拳法・日本伝柔術系。

 

多様なスタイルが、生存をかけて闘う。しかし、あくまでも、アマチュア。だから防具付き総合他流試合なのだ。それを実現したのが、日本拳法道ルールの最大の特色で有り、最大の魅力なのである。

 

見せるものではない、やる側のための大会である。ここで、多くの気づきを得、それぞれが、その課題克服へ向けて取り組む。

 

そして、また、来年闘う。良い流れが出来てきたと思う。

 

個別の試合については、暇を見つけて、動画と共に紹介したい。

 

今年最大のスターは、やはりエボルート彗星:柏木勇哉選手。セミプロクラスとは聞いていたが、確かに速い。パワー・スピード・テクニック・バランス。見ていて気持ちが良かった。総合の勝ち方を知っている。風門に取っても多いに参考になった。

 

他にもエボルートの新人内藤選手。164cm・62k。本大会最軽量・経験年数も一番短く、42歳で、80K台の井上選手(唐武会・柔道・空手)、体重差はあまりないにしても、九州では他流試合の帝王と呼ばれたベテラン松田選手(禅道会熊本)に対して果敢に挑む姿は感動ものだった。40からでも始められるんだ。それを示したのが素晴らしい。敢闘賞を作るべきだと思った。来年の課題にしたい。

 

試合後、運営・進行の拙劣さ、パンフレットのミス、審判技術の未熟さなどが指摘されたが、つまるところ、風門の組織力の無さから来ているわけであるから、解決策は、やはり、門人を増やすことに尽きる。また、審判技術についても、元々、他流が集まってやっているのだから、こちらも経験値を上げていくしかない。年数を重ねる。人を増やす。解決策は知っているが、人の集め方で苦労している。

 

課題は、課題として克服していくが、やはり、人手と経験年数。マンパワーの問題が大きい。しかし、それを言っていたら、風門のような小さな団体が大会を開くことなど永久に来ないであろう。

 

走りながら、考える。走りながら修正する。それ以外に、風門が生き残る。そして、日本拳法道が生き残る方法があるのだろうか?

 

風門祭も、今年で5回目を終えた。私が生きてる限り、風門祭を続け、アマチュア草の根の他流試合好きのために安全かつ、公正な場として、九州でも名のある大会に育てたい。

 

その先に、日本拳法道連盟福岡武道館大会があり、征こうと思えば、敬天愛人や巌流島への道にもつながっている。

 

思えば、平成元年。秋。第4回日本拳法道福岡武道館大会(セイフティ格闘技選手権)無差別級に初陣を飾ってから、今年で30年。

 

歩み続けた小さな一歩であるが、未だ、私の道は続いている。走れなくなったが歩くことはできる。

 

死ぬまで、この道を歩き続けるつもりだ。

 

動画は、既にUPしています。ユーチューブ風門チャンネル・風門館公式twitter・FB九州武道連絡会議でご覧ください。