https://www.youtube.com/watch?v=M1-rfU_xWYw
日本拳法道の魅力。安全に他流試合ができる。風門館。大人のための護身教室。
田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。
1レッスン制。700円。
日本拳法道の最大の魅力は、安全に他流試合ができるところにある。私が日本拳法道の門を潜った最大の動機がそれだった。
マス大山が、陳式太極拳・カポエラ・サバットなど、当時は存在していることすら疑問であった異種武道・格闘技と闘うシーンに夢中になり、アントニオ猪木の異種格闘技戦に興奮した世代としては、「他流試合」という言葉には、蠱惑的な響きがあった。
怪我はしたくない。しかし、安全に他流試合をしてみたいというふざけた願望をドンピシャリ叶えてくれたのが日本拳法道だった。
おかげで、色々な武道・格闘技と立ち会えて、思い残すことは無い。
ちなみに、日本拳法道には、昔から、他武道・格闘技出身者も、よく入門してくる。そういう人たちとの地稽古は、熾烈を極め、正直、公式戦の他流試合の方が楽だった。
陸自の徒格の部隊代表選手、県警の逮捕術の教官、そういう人たちとも闘ったことのある草の根アマチュアは少ないのではないだろうか?
日本拳法道の場合、自分の意志とは無関係に環境的にそういう局面に出くわして、都度都度に、貴重な体験をさせてもらった。
現在、風門館は、「大人のための護身教室」を謳って活動している。従って、40歳以上の人には、競技試合は勧めていない。
だが、そこが、日本拳法道。他武道・格闘技経験者が入門してくるので、マススパーとは言え、結局。他流試合的な地稽古が出現してしまう。
この動画、実に日本拳法道らしい。
千木丸氏、49歳・1級。子供の頃空手の経験があるとのことだったが、茶帯までいってないとのことで、46歳で、入門。ほぼ純粋風門スタイル。対するT氏。50歳。無級だが、ボクシング経験有り。
年齢・経験値とも、同格ではないかなと思う。風門スタイルVSボクシング+風門スタイル。それぞれの特徴が滲み出てくるのが面白い。
また、T氏、ボディブローが得意なのだが、千木丸氏が、ボディにアッパーを入れているところが目をひいた。
防具式の日本拳法道ルールでは、ボディブローは、ポイントにならないので、グローブ空手に出る選手にしか教えない。だから、びっくりしている。
おそらく、T氏の影響だろうと思う。色々な武道・格闘技が自然交配して、多様なスタイルを作る。
それが許されるのが、日本拳法道の最大の魅力だ。
風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。