https://www.youtube.com/shorts/Jg-bMmMzEn8
「鉄は熱いうちに之を打て。」という言葉がある。何事に於いても、初心の頃は、思いが熱い。しかし、その熱さが芸事に於いては、重要だ。
また、その熱いときに、できる限り跳躍させるのも大事なことだ。背伸びするくらいの前のめりで打ち込む。そういう機会に進歩がある。
入会5ヶ月目のS氏・46歳・未経験。非常に熱心に稽古している。今、稽古に来ているメンバーの中では、一番経験値が浅い。
しかし、経験値が浅いから、鍛錬手合は見学というのは辛いのではないだろうか?
昔なら、そうしただろうが、今の時代、習いたい人の気持ちを最優先でやるべきではないかと私は考えている。
風門館は、達人を目指す道場では無い。教えている私自身が、草の根アマチュア武道愛好家程度だから、当然、入門してくる人も私に達人技を求めてきている訳ではない。
護身実用としてそこそこの技を、そこそこの値段で提供する。こういうと身も蓋もないが、これが現実だろうし、もともとそういう団体として活動している。
だから、初心者でも鍛錬手合にどんどん参加させる。ただし、レベルは調整する。
年齢・経験値・稽古目的、それらを把握した上で、適切なレベルで鍛錬手合を取らせる。そこが、風門館の最大の特徴かも知れない。
風門館のポリシーは、<食うことが最大の護身>というところにある。だから、怪我をしない・させないレベルの鍛錬手合が、最優先課題となる。
入会5ヶ月目のS氏。46歳・未経験でここまでやれるのだから、人間の体はすごいと思う。
この動画は、L1.5だが、現在は、着面・着胴のL1.7まで進んでいる。
防具を付けた方が安全なのでは?と思うだろうが、実際は防具を付けた方がよりしんどくなる。
L1.7は、着面・着胴で、面触れ止め・他ライトコンタクトとしているが、攻め手の心理として、相手が防具を付けていれば、逆に多少は当てても良いだろうとなり、首から下については、かなり激しくなる。
特に、ローはそこそこきつめでもOK!にしているので、1分で3Rもすると見た目以上にえげつない。
無理はさせないが、本人の意志を確認しつつ、やれるところまでは、経験させる。
安全性に配慮しつつも、痛みという現実を知ることも重要だ。痛い思いをするから、真剣に、ディフエンスの重要性を悟る。
その真剣味が、より一層、稽古の密度を上げることになる。
<緩急> これが風門館の重視するところである。
風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。
1レッスン制。700円。月1ペースでも歓迎。ON・LINE講座もあるので、リアルと併用すれば、月1,2ヶ月に1度でもかなり上達すると思います。