風門館 大人のための護身教室 日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 公式ブログ

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風門館鮮烈。50歳。いきなりデビュー。鍛錬手合L2。田川郡福智町武道館。2021・12・26

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令和3年度12月26日の稲魂之御更衣において、一番、鮮烈な思い出として残ったのは、T1氏のいきなりの、鍛錬手合L2デビューだった。

 

T1氏。50歳。昨年の第6回風門祭を見学に来て、年を越して、令和3年度始めに体験入門。仕事の関係も有り月2回くらいのペースだった上に、新型の波状攻撃で、閉館を余儀なくされたために、この日、初めて、道着を着ての正式入会となった。

 

その記念すべき日に、いきなり、どうですかと振ったのだが、それでは、やってみましょうと答えるところが、またすごい。

 

もちろん、素人ではない。ボクシングの経験があるため、パンチテクニックは、かなりのものがある。

 

ただ、蹴り技などは、まだ、防御の仕方もやり始めたばかりで、覚束ないのは当然だろう。相手をした、T2氏も。フルコン・KB・ボクシング・風門流と経験値は2年だが、打撃に関しては、手強い。46歳。身長差もある。

 

しかし、50歳で、ここまで、やれるのかという奮闘をしている。素晴らしいの一言に尽きる。

 

L2とは言え、50歳で、ここまでやれる人は少ないと思う。

 

ちなみに、L2とは、防具着用で、面突き・上段の蹴りは当て止め。首から下はフルコンタクトである。

 

面当て止めというのは、当たったら止めて打ち抜かないという手合だから、基本。組み手慣れしていない人同士の間では成立しない。

 

防具付きは、安全性が高いと言っても、面突きをフルで打ち抜いていたら、頸椎への負担はかなり大きい。

 

護身実用を目指しながら稽古しているのに、いざと言うときには、頸椎ヘルニアで、思うように動けないでは、本末転倒になる。しかし、L1.5だけだと、やはり、甘えが出てくる。そこら辺のバランスの取り方が難しいのだが、風門では、本人の意志の確認を最大限に尊重しつつ、年齢・経験値などから判断して、私の判断で行っている。

 

風門館は、稽古の目的・動機・目標などを執拗に聞くが、それは、鍛錬手合レベルを決める上で重要な要素となるからだ。

 

それにしても、T1氏のL2。50歳デビューは、鮮烈だった。

 

最近、風門館に入ってきた、新規の会員には、目指す目標となったのではないだろうか?

 

50歳でも、ここまでは出来ると言う確認は大きい。私の経験値も一つ上がった。

 

ただし、誤解のないように言っておくが、毎回させる訳ではない。普段の稽古は、茶帯以上は、L1.5。5・6級は、寸止めのL1。無級の会員は、遠当てのみ。

 

これが、基本であり、ベースだ。

 

その上で、大会出場を目指す者は、それなりに、ハードな手合をする。護身・健身・修身が目的であれば、年齢・経験値応じて、その段階の手合をする。

 

そして、年に5回ある御更衣のうち、新年稽古始めの若水之御更衣以外は、各自の希望する一番きつい鍛錬手合を取らせる。

 

市井に暮らす凡夫の護身の芸としては、その当たりで、十分ではないかと感じている。