日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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大和心復興・士道精神涵養 その磁場を作る。第7回風門祭集合写真より。田川郡福智町武道館 令和4年11月27日。

令和4年度 第7回風門祭集合写真in田川郡福智町武道館。11月27日。

 

風門館では、「武道とは、日本伝来の武術技の錬磨・鍛錬を通して民族的人格を形成するひとつの優れた教育法である。」(養正館武道・望月稔師範)
という定義に則り、武道修練の目的を大和心復興・士道精神涵養においている。風門館HPより。

 

時々、門人から、格闘技と武道の違いが分からないという質問を受けることがある。その際、私は、いつも、技術的な違いは無いが、最終的な目指す世界が違うのではないかと答えている。

 

特に、風門館は、格闘技では無く、武道としての日本拳法道と鎌倉古流福光派を併伝している道場であるから、そこには拘っている。

 

逆に、格闘技として風門館をやりたかったら、私は、やっていない。今は、私の住む田川でも、KBやMMA系のジムが、8つほどある。

 

単に強くなりたいとか、体を鍛えたいとかなら、プロの指導を受ける方が合理的で有り、迷わずそちらを選ぶだろうし、私も、無理をして、小さな道場の運営に東奔西走する必要も無い。

 

しかし、私は、「武道とは、民族的人格を形成する一つの優れた教育法」という理念に共感し、賛同しているので、微力ながら、「大和心復興・士道精神涵養」を掲げて、風門祭を開いているし、また、普段の運営も行っている。

 

入門の動機はそれぞれあって良いし、また、修行の目的もそれぞれあって良いと思っている。

 

しかし、私自身の最終形は、武道を通して、大和心を復興し、士道精神を涵養することにあると言うことを知って置いてもらいたいという気持ちもある。

 

人も国も、最後は、その拠って立つ精神が大事だ。日本人が、日本人たるためには、何に拠って立てばよいのか。

 

私は、それが、大和心であり、武士道精神だと考えている。

 

私ごとき、小さな存在でも、波の一つになることはできるし、また、小さな波が重ならなければ、大きなうねりを生じることはできない。

 

今年で、7回目の風門祭を無事終えることが出来た。毎回、最後に集合写真を撮るのだが、顔が美しい。この一枚の写真の中に、「大和心と士道精神」が凝縮されている。

 

そう、思うと、この磁場を守るために、私の小さき努力を積み重ねようと新たに思うのである。

 

最後に、私のとっての大和心と武士道精神を象徴した歌を掲げよう。

 

ますらおの悲しき命積み重ね積み重ね守る大和島根を  三井甲之

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。