https://www.youtube.com/watch?v=PGPK45Mof3Q&t=10s
上羽丸氏のために作ったとも言える乱取り法だが、なかなか良かったと回を重ねる度に思っている。
ルール的には、本来の日本拳法道ルールより、安全性に配慮しつつも、乖離しないようにも工夫している。
投げあり、下段有りにしているから、通常の稽古の延長線上に出来るのがポイントだ。
同じメニューを全員でやりながら、50歳以上の希望者は、この変手スタイルで試合を味わう。
私自身は、41歳で現役を引退したので、50歳過ぎの人に試合をさせるのはどうだろうという気持ちもあったが、やはり、試合があるとぐっと晴れやかになる。
競技武道は、何と言っても、試合が華やかだ。競技の間は、コートの上の二人だけがスターになれるのだから、この魅力は捨てがたい。
同じ、風門祭前の特練2ヶ月も、選手で皆と味わう2ヶ月間は、晴れやかさが違う。
安全性に、配慮したセミコンタクトルールなので、審判技術がより難しいが、そこは、今後の慣れによると思う。
参加者が皆顔が明るくなるから、そこが一番の良い点だ。
最近、女子部に1名加わったので、将来的には、女子部もこの変手スタイルで試合ができると考えている。
これで、55歳までの稽古体系に目処がついたので、次は、現役を引退した45以上の人間の出番をどうするか?
日本拳法道形と古術をベースに、形を応用展開する、展開という形式を試行している。
これも、普段の稽古の延長戦にあるから、試合を引退したら、この展開の演武というのを構想している。
門人全員が、参加できる風門祭へ向けて、今年の第7回大会も盛り上がりそうだ。
風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。