日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。第7回風門祭日本拳法道錬成大会に向けて。始動。自由組手L4。田川郡福智町武道館。2022・9・4

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風門館徒然。第7回風門祭日本拳法道錬成大会に向けて。始動。自由組手L4。

 

令和4年。9月4日。午前の部。晴れ。暑い。田川郡福智町武道館。

行者:千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏・上羽丸氏。トライアル1名。

 

稽古内容:体術総合・体術護身。

豊前福光派古術素手第二法・取手・拍子取・背後両羽根:背後上羽根小手返・小手落。

豊前福光派古術・組討:鉢返・鉢落・前落・小内大内

受け返し稽古

開き足を使った捌きからの突き・抜き胴×20回。

回し蹴り防御。

撃込稽古・サンドバック。円懸かり15秒2R

風門館歩法・体捌き 開き足。

千手丸氏。22R。

千木丸氏。15R

八咫丸氏。17R

音丸氏。17R

上羽丸氏。13R

 

本日は、後藤流拳法の山本師範が、見学に来られた。お互いの流派について簡略に話したが、当然、簡略な話しだけでは内容は掴めないので、今後も交流についてお願いしている。この件については、後日また、書きたい。

 

さて、本日も内容は多岐に渡って稽古した。先々週見学に来たAさんが、本日よりトライアル開始。性格が素直なので教えやすい。新しいメンバーとして、是非続けてもらいたいと期待している。

 

風門館にとっての一大イベント。第7回風門祭を、今の所、11月27日(日)に予定しているので、本日から、試合用の内容に移っている。

 

稽古内容が、大幅に変わるということは無いのだが、組討は、試合に使えるものを主体とするので、日の浅い人たちにとっては、難しく感じる。それを乗りこえて、試合に出る出ないは別にして、本来の日本拳法道ルールで乱取りが出来るようにするというのが、風門館の基本的スタンスである。

 

特に、黒帯以上は、実際の競技には出ないにしても、必要な技は知っておく。後進に指導が出来る。そういうレベルを目指してもらいたいと感じている。

 

また、第7回は、試合初出場組が4人。各種目毎にルールも違ってくるので、とにかく、怪我の無いように。しかし、同時に他流と手合っても、逃げ回るなどの無様な負け方だけはしないように。とけっこう注文も難しくなる。

 

この試合前の二ヶ月くらいは、どうしても当たりの強い稽古となる。基本的には、茶帯以上しか試合に出さないので、茶帯以上にとっては、この2ヶ月間はつらい。

 

アルコールは基本厳禁。当たりが強いから、手足が腫れる。また、面は当て止めで稽古していくが、実際の試合は打ち抜き・KO狙いで闘うので、どうしても普段の稽古も当たりが強くなりがちである。この痛みが嫌で、茶帯・初段で辞めていく者が多い。

 

若いときなら、たいしたことでもないのかも知れないが、風門館の現役平均年齢は、47・6歳。その年で、二ヶ月間、かなりハードな組手をやるのは、厳しいだろうと思う反面。試合経験が全くない黒帯を作るというのもどうなんだろうと悩ましいところがある。

 

ただし、誤解してほしくないのは、風門館は、護身のための稽古がメインで、競技は、その修練法のひとつとして位置づけているだけだ。だから、40歳以上の試合NGは、OKにしているし、50歳以上の試合出場は、基本推奨していない。

 

だから、逆に言うと、40代が、現役としてやれる最後ではないかと思っている。

 

本日も、51歳の上羽丸6級が、新種目・空乱之部挑戦のため2R。49歳・千木丸1級と千手丸三段(45歳)が、自由組手L4で1R。空乱で1R。

 

とにかく私の仕事は、いかに怪我無く帰還させるかだから、この二ヶ月。競技のための稽古に注力したい。

 

風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。