日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館組討技法。豊前福光派古術。鉢返。懸稽古。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

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https://www.youtube.com/shorts/yf2jpnzcgbc

 

風門館組討技法。豊前福光派古術素手第三法。組討・花手:二本目・鉢返。懸稽古。

田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

 

風門館の最大の特色は、打撃は日本拳法道で芯を作り、練り手するが、組討・寝技は、併伝武道である福光流をそのまま使っているところにある。

 

よく、空道が、「空手+柔道」を謳っているが、それに習えば、風門館は、「日本拳法道+福光流」ということになる。

 

この福光流の組討法の良いところは、形稽古で習得できるところにある。柔道のような乱稽古主体の武道を40過ぎてからやれと言われても、けっこうきついものがあるのではないだろうか?

 

その点。福光流古術は、形稽古でゆっくり練るので、年齢に関わらず稽古ができるところが、利点だと感じている。

 

形でゆっくり練り、上達すると、この動画のような懸かり稽古で、技の練度を確かめる。古術そのものの乱稽古はせずに、後はいきなり、打撃・投げ有りの日本拳法道ルールで、闇雲に、乱取りを行う。

 

すると、意外と形で練った手業が、ひょいと出ることになる。そうやって、手業を身につけていく。

 

現在、風門館では、初段以上の者にだけ、投げ有りの日本拳法道ルールでの乱取りを許している。初段を取るまでは、立ち技のみ。

 

初段を取るまでに、3年かかるので、3年あれば、形稽古だけでも受け身が取れるようになっている。その受け身の取り方が安心できるかどうかで、日本拳法道ルールでの乱取りを許可するかを判断している。

 

武道未経験者は、打撃は怖がるのに、投げは甘く考える傾向にあるが、私からすると投げ技による首への損傷が怖い。首は致命的だから、十分、受け身が取れるようにならないと恐ろしくて、日本拳法道ルールでの乱取りは許可できない。

 

そういう場合。柔道に比べれば、時間はかかるが、きつくないし、激しくない、古術の組討技法の形稽古は、40代以上には最適だ。

 

全部で36本ある。初伝である花手12本をマスターすれば、試合でも困らない。

 

私は、柔道未経験であったが、この古術の組討技法を以て、他流試合に臨んだ。私の門人の95%が、武道・格闘技未経験か、もしくは、立ち技出身者だった。柔道の黒帯の弟子は、過去二人しかいない。

 

にも関わらず、私や千手丸氏(武道未経験で入門・純粋風門スタイル)は、投げ有りルールでもそれなりの結果を残してきている。

 

こんな稽古でも、十分使える。それを今後も証明してゆきたい。