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風門館徒然。トライアルコース開始。親子で学ぶ護身教室。
令和4年。5月15日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。
行者:千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏・S氏。トライアル2名。
稽古内容:体術総合・体術護身。
1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落、三本目:鉢返、五本目:大外掛、六本目:裾払
風門館護身体術:鷲掴表。
日本拳法道連盟制定形。上受けの形・横受けの形。
受け返し。羽手拳法:三種×20回。蹴足法:3種×20
鍛錬手合L1.7。60秒3R
遠当1分1R、ミット小年。1分1R。
撃ち込み稽古・サンドバック。雷神波10秒・1R、風神波30秒・1R、
10秒無酸素ラッシュ1R。
前々回、親子で体験入門された方が、そのまま、親子でトライアル開始となった。嬉しい。門人にも、常にお願いしているが、まずは、体験入門してもらうこと。これが、一番の宣伝になるので、家族のイベント気分で、体験入門していただいても、風門館は歓迎している。興味のある方は、是非、検討してみてください。
月1ペースがやっとかもと心配されていたが、風門館としては、まったく、問題にしていない。月1ペースでも、大歓迎である。
元々、多忙な社会人を対象とした護身教室を作りたいというのが、風門館設立の趣旨であるから、月1ペースの人こそ。是非、風門で稽古してもらいたいと思っている。そのための、1レッスン制で有る。
また、月1回で、上達するんだろうか?という疑問もあろうかと思うが、私は、月1でも、かなり上達すると思っている。
なぜなら、風門館には、ON・LINE道場があるからだ。ON・LINEだけだと、武道未経験者の場合、習得は難しいが、月1とか、2ヶ月1回のペースで実地指導を受けながらであれば、かなりの確率で上達する。
特に、初心者の場合。ON・LINEは、重要になる。
日本拳法道で必要なのは、基本の素振りと、歩法・体捌き・日本拳法道形の三つだ。
この三つが出来上がれば、後は、応用的なコンビネーションなどの稽古にすぐに入ることが出来る。逆に言うと、この基本三種は、道場でやろうが、一人でやろうが、さほど変わらない。
道場では、基本の姿勢などを修正するのが、主たる目的であって、それであれば、月1ペースでも十分だ。
何となく、道場に来て、何となく稽古して帰る人と、月1ペースで、実地指導を受け、後は、日々、5分から10分程度。ON・LINEで稽古する人がいたとしたら、半年後、多分、出来上がり具合は同じではないかと思う。
私としては、ペース配分は各自の自由としているので、どういう稽古の仕方でも、かまわないのだが、何となく、適当に道場に来て、週1回二時間しか稽古しない人間が、日々自主練で、基本をやる人間から、次第に、引き離された時に、非常に怒る人間がいるから理解に苦しむ。
何でも当たり前のことだが、時間をかけた分しかうまくならない。他人の隠れた努力を見ようとせず、表面しか見ない人間というのは、基本的に言動が見苦しい。
白鳥は、涼しい顔で、水面を泳ぐが、水面下の足は、高速で回転している。うまくなりたい・強くなりたいのなら、そうなる努力をしなければならない。そのやり方を教えるのが道場だ。
また、そういうのはいいですと言う人もいる。自分のペースでやりたい。それもまた可である。
私の方は、どちらでもかまわない。いろんな考え方の人が雑居しているのが、「大人のための護身教室」だと考えている。
ただ、ろくに努力もせず、また、他人の隠れた努力を知りもせず、表面だけみて、やたら不満を言うのは許容できない。
「学問に王道なし」と言う。芸事全般。努力無くして成長などあるはずがない。才能とかは、頂点にいくためには必要だろうが、麓でサボっている人間には、才能とか関係が無い。
今後も、月1ペースの人が増えれば、風門館ON・LINE道場の内容を充実していく予定である。今、基本の素振り8本を挙げているが、まずは、これをしっかりとできること。それが最優先である。
ネットの発達によって、月1ペースでも、稽古が可能な時代が、来ている。多いに利用してもらいたいものだ。