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風門館徒然。豊前福光派古術 入身・置車 古伝体術を形で稽古し、乱取りに生かす。田川郡福智町武道館 日曜 AM10時~12時。
令和4年。11月4日。午前の部。晴れ。涼しい。田川郡福智町武道館。
行者:千手丸氏・常磐丸氏・千木丸氏・八咫丸氏・A氏。
稽古内容:体術総合・体術護身。
豊前福光派古術・組討:置車・置倒
風門館護身体術・飛び膝展開。飛び膝→蹴手繰里→裾車・蟹払・膝車
組討打ち込み自由稽古
払車・尾長鳥・大外刈・小内大内・大外掛・腰車・蟹払
日本拳法道形・各自稽古。
胴突き・残心。打ち込み稽古10本。
受け返し稽古:被せ突き・展開2種
着胴目慣らし:30秒×5R
千手丸氏。36R。
千木丸氏。23R
八咫丸氏。33R
弦音丸氏。30R
上羽丸氏。22R
風門館の最大の特色は、多様な組討技法・護身技法を有しているところにある。一般の人からすると不思議かも知れないが、実は、日本拳法道連盟は、乱取りに於いては、投げ・関節・絞めと何でもありなのだが、形は当て身と立ち関節が何本かあるだけで、組討・寝技は各自工夫となっているのだ。
昔、風門館の前進である風門同志会時代には、私は、古術のことは隠していた。ただ、受け身が取れるように、基本的な技は、これは合気術の応用といって、教えていた。
だが、それを、勘違いして、本部に直接指導してもらえれば、私のように、自在に、組討が打てるものと初段で独立して、蓋をあけたら組討は各自工夫とようやく知った人間がいた。それなら、柔道なり、ブラジリアンなりで学ぶのが筋というものだが、自分が出来ないから、組討は、一切教えない。しかし、受け身も取れない門生をやたら、試合に出したがると言う呆れ果てた人間を出してしまったので、その反省点を踏まえて、今は、古術の技は、はっきりと古術の技として教えている。
この置車も、古術が得意とする技法の一つである。見ての通り、相手の面突きへの対処法であるので、入り身・上受けしながら、肘鉄砲を打ち込み、置き車へと取る。
ある意味、典型的な古術が得意とする技である。
私が、日本拳法道を長らくやっている理由の一つが、こういう技が、日本拳法道ルールでは、使えると言うのがある。
無論、競技・乱取りで使いこなすのは、容易では無いが、少なくとも、ルール上OKだから、門人も稽古するのだ。
そして、私自身が心地よい。
昨日、得物コースの稽古を再開したが、この年になると体に染みこんだ古術の技と日本拳法道形をやっている時が一番気分が良い。
自分が、心地よいから、稽古も無理なく出来るし、運営も全く嫌ではない。
好きだから続く。その一点に尽きると思う。何事も。
昨日、木霊丸師範が復帰し、トライアル中だった、Aさんが、入会を正式に決めたので、総勢9名となった。
田舎のアマチュア・チームとしては、十分な人数だろう。私の目標は、15人。ラグビーの人数が目標だ。
後6人。届かない夢でもないだろう。
こういう時には、中島みゆきの、歌の一節を思い出す。行けない場所でもないだろう。ニューヨークくらい?
歌詞は怪しいが、気分は、永遠に夢を見続けたいと思っている。
風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。
いつもようにBGM付きで動画を見てください。