日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。初めての鍛錬手合L1.5。直方市民体育センター・有志稽古会。2020・2・13。

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/watch?v=ntVvCrF_1nI

 

令和4年2月13日。日曜日。午後の部。雨。直方市民体育センター。有志稽古会。

 

稽古内容。体術総合。

 

風門館身体之鍛12種のうち7種。

風門館当身拳法基本素振12ヶ条。

受け返し稽古。回し蹴り防御。

着胴蹴込み稽古。左右直蹴・左右抜き胴。×40回。

鍛錬手合L1.5。60秒×2R。

 

コロナとの闘いも、3年目。福岡県まん延防止期間中につき、悩むところだったが、風門館は、公共の施設が、開放されている限りは稽古するというのを基本にしている。ただ、稽古で感染したら、元も子もないという反面、もはや、稽古を中止したところで、どこで、感染してもおかしくない状況だから、稽古をしたいという声があれば、それに応えるのが、私の責務だろうと思っている。

 

ただし、福岡県まん延防止期間中は、あくまでも、希望としている。各職場で、人員欠の状況も違うので、職場最優先が、風門館の基本であることは、ここに明言しておく。

 

さて、稽古内容だが、今後、緊急事態宣言が出た場合に備えて、各自自主練が出来るように、身体の鍛え7種と素振り12ヶ条を全て伝えた。素振りについては、この日、7ヶ条と8ヶ条も動画を撮ったので、徐々にUPしていき、万が一の場合は、自宅で自習できる環境を作りつつある。

 

身体の鍛え・素振り共に、普段やらないことが多いので、フォームの修正など時間をかけて行った。それに、回し蹴りの防御・着胴蹴込み稽古とやっていたら、あっという間に3時過ぎ。やることは多いとつくづく感じた。

 

当面、組み技の稽古は中止して、当て身の素振りを中心に稽古する。当て身が出来ていれば、まん延防止が解除され、福智町武道館に戻ったときに、稽古が早い。そう、計画を立てている。

 

この日、入会3ヶ月目のW氏とS氏にも、初めて、鍛錬手合L1.5を執らせた。

 

二人とも、風門館ON・LINE道場の素振りの動画で自主練を行っているとのことで、進歩が早い。普通、入会3ヶ月目で、L1.5はさせないのだが、動きが良いので、試しに執らせてみたら、十分出来た。6月には、このL1.5で昇級審査を予定しているので、十分な出来だと思う。

 

L1.5とは、着胴・着籠手で、面触れ止め・首から下はミドルコンタクト。まず、これで、痛みになれさせる。

 

面打ち抜きのL3になった場合。ローを食らい、痛みに気が行った瞬間に面を打ち抜かれて、事故が起きる可能性が高い。

 

風門館の目標は、乱戦に慣れることで、怪我をしないことにある。強さよりも怪我をしないための稽古。そこに主眼を置いている。

 

継続性のためには、ゆるい稽古が必要だが、護身実用としては、時として、激しい乱取りに慣れることも必要である。そこのバランスを個々人の年齢・経験値・修練の目的などを把握しながら、段階的にメニューを組んでいく。

 

武道である以上、修練の過程の一つとして、痛みを知ることの重要性は大きいと私は考えている。