https://www.youtube.com/watch?v=80o56NKRezU
令和4年2月27日。日曜日。午後の部。晴れ。直方市民体育センター柔道場。
有志稽古会
稽古内容 体術総合。
身体之鍛3種×10・首之鍛8種・寝技の鍛え8種・素振り1ヶ条から9ヶ条。
日本拳法道形 上受けの形・下受けの形。
着胴蹴込み稽古6種×20
受け返し稽古。風門館羽手拳法1本目~4本目×20
鍛錬手合L1.3 60秒×2R
口伝。首取り膝車・首取り裾車・拉ぎ鳥揚げ突き
やることは多いが、あせっても仕方が無いので、柔軟を十分に取った。躰之鍛もやったほうがいいのだが、週一回2時間では、とても、無理。今後も、12種のやり方を説明する形で、週一回、1種はやると言う形にしようと考えている。
本日は、ブリッジを基本とする首・背筋などの鍛え方を伝授した。ブリッジは、寝技の返しとして必須なので、是非、家庭で鍛錬して欲しいところである。
また、口伝として、フルコン経験のあるT2氏には、首相撲からの膝車と裾車を伝授。空道などでも、盛んに使われているので、さほど珍しい技でもないが、フルコン系の人には使いやすい手で有り、これを知っていると、柔道などの組み技系にけっこう対抗できる。
ボクシング経験のあるT1氏には、拉ぎ鳥からの揚げ突きを伝授。これも、ボクシング出身者が、柔道系と闘うときに使いやすく効果がある。
いずれも、知ってしまえば、たいした技でもないが、総合ルールでの、経験の蓄積がないと一人で思いつくには、膨大な時間と他流試合が必要となる。
こういう、技の引き出しの多さが、風門館の強みなのである。
最後に、ライトスパー。ちょうどいい具合に、50歳のT1氏が参加だったので、早速試してみた。
本日の平均年齢は、50・46・46で、47・5歳。
面付き・胴無し。打撃のみ。面触れ止め・他ライトコンタクトスパー。これを鍛錬手合L1.3として、風門館の標準組み手法にしようかなと考えている。
動画では、マススパーになっているが、護身実用の間合・拍子・スタミナ・反応力を養成する上では効果的ではないかと思っている。
50代の護身実用のための組み手法としては、継続性・速習性・実用性のバランスを考えると、このマスク付きライトスパーは、ヒット商品かも知れない。
終わった後、3人に意見を聞いてみたら、好評だった。
これなら、60代前半でもやれると思う。
本来、50代以上は、形稽古で十分だと思うが、スパーをやりたいと言う人も多い。そういう人には、このL1.3なら、無理なく取り組めるだろうと感じた。
また、新しい発見をし、満足した稽古となった。