日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

田川・筑豊・北九州・行橋  護身術・日本拳法道・グローブ空手・総合格闘技・総合武道 風門館HP http://www5.atwiki.jp/wotoko/

体験入門3人有り。体術総合。10月13日。


第5回風門祭日本拳法道錬成大会 中量級第一試合。

 

https://www.youtube.com/watch?v=kidZJhyQ3I4&t=5s

 

令和元年10月13日。日曜。午前の部。晴れ。於田川郡福智町武道館。

 

行者:常磐丸・童子丸(仮名)・S君。

体験入門3人。

 

掻取:童子丸・体験入門者。組討:指導・常磐丸氏 鉢返・鉢落

当身拳法素振12箇条

稽古内容:体術総合

 

今日は、指導員が全員休み。そういう時に限って、体験入門が3人も来るから、不思議なものだ。風門祭で負傷した常磐丸氏に急遽無理を言って出てきてもらい、体験入門者の指導にあたってもらった。

 

童子丸氏と体験の一人(KB経験有り)は私が指導。

 

11月10日の第33回日本拳法道福岡武道館(格闘フェスタ2019)へ向けて、寝技でのポイントの取り方を指導。

 

童子丸氏は、アマ修斗の経験から、寝技の打撃は、腹部にする癖があるというのが判明。日本拳法道ルールでは、寝技における腹部への空撃は、まず取らない。そこで、袈裟からいかに極めるかを3手(福光流掻取から、白拍子取り、裏拍子取り、襷固め。)とそこからのマウントを取っての面への空撃。横蜘蛛からの膝による空撃のやり方。計5手を授ける。

 

ルールの違いを把握して、対応する。あるいはできるのが、プロ志向の人間のやることだと思う。アマで終わりたくない人間には、やはり。私でも厳しい言葉を浴びせる。かって、総合のプロになったK氏などは、やはりプロになるだけの精神の厳しさ・強さをもっていた。

 

風門は、プロを育てる場所ではないが、プロ志向の人間には、当然、それなりの厳しさを要求する。まずは、福岡武道館を落とすこと。そこが出来ずにプロはあり得ない。

 

今後も、心を鬼にして、童子丸氏の夢を叶える一助でありたいと考えている。

 

今日の体験入門のうち一人は、私の知り合いのため、それなりに技をかけたら、紙くずのように飛んでいった。普段。体重85k以上を相手にしているため、50k台は、ほんと紙のように軽かった。

 

ローも軽く蹴ったら悶絶していた。老いたりとはいえ、稽古を続けているから、こういうこともできる。俺もまだまだやるねと自己満足。

 

体験入門したからといって、入門するわけでもないが、豊前田川に、風門という道場が存在していると言うことを知ってもらわないと話にならないので、まずは体験入門(1回無料)大歓迎である。

 

なお、動画は、先週の第5回風門祭にて、奮戦中の常磐丸氏と童子丸氏。同門対決とはいいながら、実質は他流試合。

 

常磐丸氏は、剣道二段で、入門して三年目。日本拳法道と福光流初段。対する童子丸氏は柔道二段・ブラジリアン青帯・拳法1級。おもしろいのが、柔道二段を投げようとしている常磐丸氏の攻防。

 

風門では、組討は古術福光派の手業を使う。形稽古でしかやらないが、三年目で、柔道二段相手に、ここまで無謀な組討合戦を挑むから、常識では考えられないが、それを可能にするのが、福光流古術の優れたところなのである。

 

ネット上で日本五大捏造流儀としてランクインした福光流だが、形稽古だけの3年目で柔道二段を投げようとする無謀さを生み出す。このFACTは捏造なのだろうか?文字の記録がない流儀は全て捏造になるらしいが、芸法にそれほど文字の記録が必要なのだろうか?

 

我々は、市井の凡夫が再現できる効率的な芸法を求めている。古術福光派が、日本五大捏造流儀に名を連ねても、平然としているのは、我々は、講道館流と渡り合えると言うFACTから来ている。(才能・修練時間・体格が同じならば。という前提で。)

 

風門は、紙の上の芸には興味が無い。使えるのか使えないのか?また、それは再現性があるのかないのか?さらに、汎用性があるのかないのか?我々の指向はそれに尽きる。