日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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令和5年度 第8回風門祭日本拳法道錬成大会 壮年男子変手之部 無差別級・第3試合 福山順平(風門館・45歳・4段)VS川上崇(風門館・50歳・2段) 10・8

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https://www.youtube.com/watch?v=vb-SkPUq8x4

 

令和5年度 第8回風門祭日本拳法道錬成大会 壮年男子変手之部 無差別級・第3試合 福山順平(風門館・45歳・4段)VS川上崇(風門館・50歳・2段) 

 

結果として、川上二段と福山四段は、本戦2ー2、延長0 判定の結果、体重差20Kを考慮すれば、当然川上二段の勝ちとなる。

 

風門祭初の変手スタイルを見事優勝で飾った。

 

川上二段は、45歳か46歳で入門。それ以前、子供時代に若干空手の経験があるとのことだったが、帯も取っていないし、どんな流派だったのかも分からないということだから、ほぼ未経験者と言えるだろう。

 

それが、4年で、ここまで来た。それだけで、<健闘を讃える>に値する。

 

川上二段が、入門した頃、風門館は、最悪だった。この最悪というのは、初心者にとっては、最悪の環境だったという意味だ。

 

当時は、30代の若手が、3人ほどいて、全員黒帯。福山師範補も、40とはいえ、現役ばりばり、更に、悪いことに、この後、3年後ほどに、アマシューティングで全日本チャンピンになり、プロになったH選手が出稽古に来ていた時期でるから最悪中の最悪であった。

 

しかも、やや遅れて、元プロレスラーでもある、秋月流の宮崎宗範も稽古に来るようになるという初心者にとっては全くの悪夢時代に、46・7で稽古を重ねたのだからよく続いたと思う。

 

当時19歳?のHは、悪気はないが、プロを目指しているから、マススパーが出来ない。いくらマスと言っても、撃ち抜いてくるから、当時、白帯だった川上二段には、本気でやってくださいとしか言いようがなかった。

 

宮崎宗範もそう。

 

せっかく入った貴重な人間なのに、この環境では辞めるよねと思っていたが、毎週のひどい組手にもめげず、遂にやりとげたから、私は川上二段のことを心から尊敬している。

 

この世界、口だけの人間が多い。でかいことを言う割には、結局二段までもつ人間は少ないのが実情だ。しかし、40代後半で、あのしばき合いを耐え抜いたのだから相当な芯の強さだと言える。

 

動きも動画を見たらわかる通り、非序に綺麗だ。46歳から始めて、週一回二時間の稽古でここまで来る。

 

毎回、自画自賛になるが、風門システムの優秀性を証明していると自負している。

 

私は、護身として武道を稽古している。だから、継続性と速習性のバランスを特に重視している。

 

そういう観点から考えると、この変手スタイルは、まさにヒット商品だ。

 

50代でも、試合をすることができる。面当て止めとはしているが、けっこう激しいし、また、一般ルールに比べれば、制約も多くしているので、その分安全性も保たれている。

 

40歳以上は、試合に出る必要は無いが、出てみたいと言う心情もわかる。だからこそ、50代の人でも安心して出来る競技法を開発したのだ。

 

40代・50代で始める未経験者や、あるいは、昔やっていたが、仕事の都合などで辞めている経験者が、もう一度花を咲かせる場。そいう場も必要だろう。

 

風門祭は、日本拳法道の聖地、福岡武道館へつなげるためにゲ-トウエイとして設けている大会だ。この変手スタイルも、福岡武道の壮年男子LCルールと繋がっている。

 

護身・健身としてやるもよし、50代で、競技としてやりたいなら、それも良し。

 

選択の自由があること。それが、私の目指す風門スタイルである。

 

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