https://www.youtube.com/watch?v=hvznC_G8frk&t=19s
令和5年度 第8回風門祭日本拳法道錬成大会 in田川郡福智町武道館
一般男子重量級 福山順平(風門館) VS 松尾潔人(タフス道場)
昨日、無事に風門祭が終わって、ほっとしているところだ。今年は、4年振りに各種大会が、開催される影響もあって、参加者は少ないだろうと思っていたが、ありがたいことにタフス道場から、猛者二人に参加していただき、見応えのある試合となった。
私が、田川にこのルールを持ち帰って、既に35年。最初の10年間は、少年部もいて、風門は、日本拳法道福岡武道館・硬式空手にも選手を送り、優勝・準優勝を取りまくった。
その後、過疎化の影響で、少年部が潰れ、なかなか稽古生も集まらず、約10年間、福岡武道館にも選手を送れない不遇な時代があった。
その最悪時代の最後に入門したのが福山4段である。当時28歳。
そこからも、色んなことがあったが、10年ほど前から、風門館としてリニューアルして、福山師範補・田中師範(福光流)と3人で、苦楽を共にしてきた。
八木山峠以東に日本拳法道ルールを広げる。それが、風門館の原点であるから、9年前、無茶は承知で、この風門祭も開催するようになった。
1年だけ、コロナの影響で途切れたが、もう8年やっている。
私の努力も、#NKD日本拳法道競技連盟 #九州武道連絡会議 と言う組織組成につながり、今年11月12日には、4年ぶりの福岡武道館が、#第34回日本拳法道格闘技選手権として復活する。
福山4段も、既に45歳。現役が一人しかいないために苦労させているが、まだ、かなりやれるなと思った。
タフス道場の松尾選手は柔道初段、今回は、11月の福岡武道館に向けて、敢えて組み技を封印して、打撃のみで勝負しに来たとのこと。
こうやって、少しずつ、この防具着装MMA・日本拳法道ルールが浸透していくのを見られるだけで、私の活動も無駄ではなかったと思う。
とにかく、全6試合とも見応えがあった。
時間のある度に、一試合ずつ、私の思うところとともに書き記すつもりである。
日本拳法道の賞状は、すこぶる単純明快である。「健闘を讃える」この一言に、日本拳法道競技の全てが示されている。
スポーツとして、勝ち負けに拘ることを否定しないが、この重量級の二人。どちらも45歳である。
45歳で、いくら防具着装とは言え、これだけ撃ち合ってるのが、私などからすると凄すぎて仕方が無い。
全力で他流試合を闘う。その敢闘精神を讃える。だから、ごてごて飾らず、「健闘を讃える」その一言で、闘った者の汗と苦労・錬磨を讃える。
皆、アマチュアである。今時、サラリーマンで、8時間勤務の仕事などあり得ない。2・3時間の残業など普通すぎる過酷な社会だ。
私も、サラリーマン時代。午前様とか珍しいことではなかった。
その中で、ほんとうに血を吐くような思いで稽古をしないとこの防具式MMAでは、大怪我をする。この場合、稽古で血を吐くというという意味ではなく、稽古時間を捻出するのために血を吐くような思いをすると言うことだ。
コンタクトスポーツの宿命だが、怪我とはいつも隣り合わせだ。入院手術するような怪我をした場合。会社によっては、失職ということもあり得る。
だから、怪我をしないために、時間を作り出し、地道な稽古を続けるしかない。それが出来ているからコートの上に立てる。
「健闘を讃える」とは、突き詰めれば、「修身」を讃えているのだと私は解釈している。
自分の生活のコントロールが出来ない者には、こういう撃ち合いは出来ない。日本拳法道ルールは、防具着装の上で、安全に、他流試合・異種格闘技戦をやりましょうというコンセプトで開発されたが、実際は、KOしてもOKルールだから、ポイント&KOルールと言っても過言では無い。
重量級の打撃は、強烈だ。両者ともに80K台。ど迫力の試合だった。
最後に、反省点は相変わらずだが、審判技術が未熟なこと。風門祭は、審判技術向上も目的の一つで開いているが、まだまだだと動画をみながら反省している。
審判技術を上げて、フルオープン制にするのも目標の一つである。
我々と一緒に、この「軽量防具使用・技の自由度が空道並みに高い・フルオープン制なのて゛全試合他流試合・異種格闘技戦になる」 そういう日本拳法道競技をやりたい人を常に探している。
風門館事務局 0947・32・3550 kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで
追伸とお詫び。
最近になって、メールアドレスにssがいることに気がつきました。過去SSがないのを載せた記事がありましたが、訂正が追いつかないので、万が一メールをしたが届かなかったという人は、電話か、上のメールアドレスで連絡してみてください。
当方、年寄りなため。ネットにうといということでご容赦ください。