https://www.youtube.com/watch?v=Q1FgF2mQ5gI&t=11s
第1回CRASSO狂武蔵杯・日本拳法道格闘フェスタin久山町 参戦記・概論
令和5年6月11日日曜日。晴れ。於福岡県糟屋郡久山町下山田公民館
参加競技・参加者・結果
日本拳法道ルール無差別級
福山三段 準決勝タフス道場を撃破し、準優勝
他流試合100本取り敢行中
南初段 準決勝不戦勝で勝ち上がり、決勝で、同門対決福山三段を撃破し優勝
残念ながら他流試合ならず。
瀬川3級 胴着装特別K1スタイル出場
20歳年下の選手と真っ向から打ち合い、2分1R敢闘。惜しくも試合には敗れたが、敢闘賞受賞
平均年齢49歳の風門館から、選手を3名も出すというのは、異例なことだが、3名ともよく敢闘した。
風門館の修養訓に、<我々風門は、一矢報いるを以て、風門之意地と為す>というのがある。
稽古の最後に必ずこれを唱えて終わる。
私も、現役時代、それほど強い選手ではなかったし、第一、競技武道の世界に入ったのが31歳からで、当時としては、形武道からの31歳での転身組というのは、異様がられていた。
それでも、同じ負けるにしても、必ず<一矢報いる>精神で、41歳の誕生日直前まで闘い続けた。
競技武道、あるいは格闘技の試合に出る以上、誰も負けるつもりで出ないだろが、相手も遊んでる訳ではない。
アマチュアの地方大会でも、ものすごく強い人が出てきて、粉々に砕け散る試合など珍しくもない。
普通のスポーツと違って、競技武道・格闘技の試合は、出るに値する稽古・鍛錬を積んでいなければ、単なる勝ち負けでは終わらないケースを多々見てきた。
最低限でも、無事に帰還するだけの技術・肉体鍛錬・精神的な覚悟が必要だ。
と同時に、試合に負けても、<一矢報いる>気のない人間などは、そもそも、競技試合にでるべきではないと言うのが私の持論だ。
今回、特に他流派を破った福山三段、また、47歳公式戦デビュー、しかも、胴着装とは言え、アマキックルールに挑んだ瀬川3級の敢闘振りは見事だった。
初めての試合が、面無し、ヘッドギアのみと言うのは、精神的にプレッシャーを感じるものだが、最後まで、相手の打撃から眼を離さず、食らいついていく様は、まさにスッポン。
これこそ、風門スピリッツだと興奮すると同時に指導者として誇らしく感じた。
3人ともよくやった。その一語に尽きる。
ただ、やはり、私としては、40歳以上の人の大会参加は基本推奨しない方針は、今後も変えない。
また、今年11月12日、4年ぶりに復活する日本拳法道福岡武道館では、壮年之部開催の許可も木立先生からもいただき、中島会長からも、賛同していただいているので、競技に出てみたい40歳以上は、より安全性の高い壮年之部なら55歳くらいまでは、やれるだろうと思っている。
奮闘した3名の健闘を讃えると同時に、選手の活躍する場を提供していただいたタフス道場のみなさまに感謝申し上げる次第です。
なお、この記事が遅れたのは、眼を痛めて、しばらくPCを開けなかったからということでご理解いただきたい。
風門館で、共に敢闘精神を分かち合いたいという人を募集している。安全性に優れた実用武道・日本拳法道に興味を持たれた方は、事務局に問い合わせください。
田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00
八幡同好会 北九州市八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00
入会金なし。都度払い700円。
風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。