https://www.youtube.com/shorts/FHKq1Ssgins
令和5年7月2日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。
行者:千手丸氏・常磐丸氏・千木丸氏・八咫丸氏。
稽古内容 体術護身・体術総合
逆構之事。浅車・浅掛
花手(初伝)12本の中から、
三本目:鉢回、四本目:前落、五本目:大外掛
○受け返し
着胴蹴込み稽古 6種×5本
○鍛錬手合(乱取り稽古)
鍛錬手合L1 1分・3R 全員
鍛錬手合L4 変手ルール。90秒×2R
極度の眼精疲労に陥り、6月11日のCRASSO以来、稽古禄が全く書けていない。
ただし、稽古は続いている。
6月11日・18日・25日の三回分の稽古禄は、目との兼ね合いで、順次書いていくつもりである。
競技も無事に終えて、普段の稽古に戻っている。風門館は、護身から競技武道まで幅広く稽古する団体なので、動画の一部のみを見て、勘違いして入門してくる人がいるが、私は、<看板に偽りあり>が一番嫌いなので、十分、この風門館公式ブログで、私の考え、指導方針などを説明しているつもりだ。
このブログは、宣伝用には書いていない。むしろ、門人に向けて書いている。だから、全て、当流儀の専門用語を使うし、素人には分かりにくい文章になっているはずだ。
当然だろう。内輪向けに書いているのだから、それが、普通ではないだろうか?
門人の中には、こういう長々しい文章を読まない・嫌だと言う人も多いが、申し訳ないが、この程度の文章を読むのが億劫な人は、武道に限らず、習い事は続かないと思う。
習い事とは、皆、道が付く。書道・茶道・華道、
道とは、道徳でもあるが、継続性を示すものだと私は解釈している。だから、風門館は、格闘技では無く、武道をやっていると言うことを常に強調している。
風門館に取って、一番重要なことは、継続することである。その継続性のためには、何より<修身>が必要だと私は考えている。
入門の動機は、何でも良いが、3年たって、初段を取る頃には、
風門館の唱える<護身・健身・修身>三位一体とは何かを理解してもらわなければならない。
お金の安いKBジムのつもりでやっている訳ではないし、MMAをやっているつもりもない。
KBやMMAは、今や、田川・筑豊地区でも、プロが指導する時代で有り、しかも、乱立している。
私程度の腕で、出張るような時代ではない。しかし、防具着装、ローキック有り、かつ、組み討ち、足関節OKなルールは、あるようでない。だから、35年間、故郷田川で、日本拳法道の看板を掲げ粘ってきた。
また、それに、+して、短刀取りまでやる道場となると非常に数が少ない。
動画では、スパーや打撃練習、試合の動画が多いので誤解を招きがちだが、風門館では、毎週、上の動画にあるように、福光流の拍子取りを必ず一手稽古する。
だから、<護身・健身・修身三位一体>を掲げているのだ。また、風門館は、日本拳法道を中心に稽古しているが、投げ、寝技、関節、締め、護身技などは、そのほとんどが、古術福光派由来の技を稽古して、それに当てている。
したがって、日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館を名乗っている。看板を掲げ、その通り活動しているだけだ。
動画の一部だけ見て、自分の解釈で思い込み、MMAをやりたいとかKBだけしたいとかは、本末転倒では無いか?
MMAだけしたいとか、KBだけしたいなら、その道の専門家のジムに行けばすむ話しだ。
風門館は、基本は、護身をやっている道場だ。大会・試合参加も、護身実用、鍛眼・練胆の一つの稽古法として取り組んでいる。
我々は、凡夫のための護身の芸を標榜して活動している。我々が、正しいとかを人に強要する気などさらさらない。ただ、多忙な社会人にとっての生涯武道・護身稽古の場としての選択肢の一つとして活動しているだけだ。
同じ考えの人が集まって、毎週一回、楽しく、かつ、粛然と稽古する。そういう場を今後も提供していけるよう、広報活動もしているに過ぎない。
感じるところある人が集まれば良い。それが、私の考えである。
風門館事務局 0947・3・3550 代表福光まで。