先達:千手丸
行者:常盤丸氏、千木丸氏、T氏
稽古内容
準備運動
前転、後転、倒立等
組討
腰投、鉢返、鉢落、鉢回、各20本
打撃
風門館素振十二箇条のうち、前半六箇条、各20本
対角線コンビネーション、各40本
左ジャブ、右ロー、右ストレート、左ロー
左ジャブ、右ロー、右スーパーマンパンチ
飛込技、コート2往復
飛び込んでからの左右フック
飛び込んでからの左ボディフック
近距離でのコンビネーション、40本
左アッパー、右直膝蹴
サンドバッグ打ち、各30秒3セット
対角線コンビネーション2種
組手
マススパー、2分5セット
マススパー蹴りのみ、2分2セット
マススパー突きのみ、2分2セット
館長不在のため、千手丸が先達として稽古を行いました。
準備運動と組討で体を温め、素振十二箇条のうち基本の打撃が入っている前半の六箇条を細部を確認しながら行いました。
次に、打撃の基本として、上下左右に散らす対角線コンビネーションを練習しました。上下左右に散らすことを意識しておかないと、パンチだけ、キックだけの単発になってしまい、早々に手詰まりです。ゆっくりと、しかし何度も行います。この応用として、昨年、一昨年の風門祭で猛威を振るったスーパーマンパンチを取り入れてみました。スーパーマンパンチは動作も大きくテレホンパンチになりやすいですが、間合いや軌道が通常と違うため、初撃としてもフィニッシュブローとしても効果的だと思います。自分も直撃を食らったことがありますが、最初は何をされたかがわかりませんでした。
次に、間合い別のコンビネーションとして、遠間から飛び込んでの左右フックと左ボディフック、近距離での左アッパーと右直膝蹴りを練習しました。
打撃の最後として、対角線コンビネーションの距離感をバッグ打ちで確認しました。
後半はマススパーで心拍数を上げて追い込み、蹴りのみ、突きのみのマススパーでクールダウンして終了しました。
例年だと風門祭やセイフティ格闘フェスタに向けての練習が始まる頃ですが、昨年からのコロナ禍で練習も休みがちです。ですので、毎シーズンオフに行っている基本の再確認と技術研究に重点を置いてみました。いつかスーパーマンパンチを使うことができたらいいですね。