日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門之儀。雷電流から見た風門館。変則フルコンスタイル・ライトスパー。田川郡福智町武道館。2021・4・18

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https://www.youtube.com/watch?v18

 

雷電流の雷電代表が、来週の日曜日。佐賀で行われるフルコンの試合に出ると言うことで、そのスパーリングパートナーを、風門館の常磐丸氏と千木丸氏が務めている。

 

雷電師範と千木丸氏が、どちらも、40代後半。私が、現役を引退したのが、41歳の誕生日2週間前であった。その頃は、アマチュアとは言え、40歳で、現役は珍しく、周りから、その年齢を褒められていたが、最近は、40代後半で、現役の人も増えてきたので、自慢にならなくなった。

 

それにしても、二人とも、すごいと思う。

 

仕事や家庭、地域行事などに追われる田舎にあって、貴重な日曜日の午前中をこうやって、稽古に来続けるのだから、驚異だと思う。

 

まず、体調管理が出来てること自体が、すごいことなのだ。

 

特に、千木丸氏の場合。一昨年の末に入門して、その間、コロナのせいで、風門館が閉鎖に追い込まれたにも関わらず、活動再開となると駆けつけ稽古に来るから、感心せざるを得ない。本来、3級茶帯だ。しかし、コロナのために、昇級が遅れているが、着実に実力をつけている。

 

常磐丸氏も、若いようで、既に30代後半。仕事やらコロナやらで、2週間前に復帰したばかりだが、早速、雷電師範の相手を務めている。

 

ネットで書いてる人たちが凄すぎるので、風門のごときが、自慢めいたことを書くと笑われるだろうが、私は、誇りに思っている。

 

少人数で、週一回の稽古が精一杯の凡夫の集まりである、風門館が、二人とは言え、また、プロテクター着用・ライトスパーとは言え、他流派の試合参加のためのスパーの相手が出来る人間を抱えていることは。やはり自慢だ。

 

ライトスパーと簡単に言うが、それができる40代の新人は多くない。仕事がきつい。酒も飲みたいとなると日曜日の朝から、稽古に来る気になれる人間は少ない。

 

こういう動画で見れば、何の変哲も無いスパーも、週一回の地道な積み重ねの上にある。我々、風門は、武道の稽古をしている団体ですとよく言う。

 

武術でもなく、格闘技でもなく、武道団体を名乗っている。名は体を表す。

 

我々、風門は、常に武の道を歩き続けることを理想としている。年に合わせた歩み方でいいから、歩き続けたい。そういう人間の集まりなのである。