日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。武道を楽しむ。田川郡福智町武道館。12月6日。

 
行者:千手丸氏・千木丸氏。顧問:雷電師範。
 
稽古内容:体術総合
 
豊前福光派古術素手第二法:取手 手捌き五法
第一法:切上、第二法:切下、第三法:逆袈裟、第四法:鳥羽根、第五法:拝取
 
風門館基礎体12種。
風門館当身拳法素振12箇条。
 
打ち込み稽古:サンドバック 左右膝×20回、横肘・縦肘・勝騰×左右20回
 
受け返し 下段・中段・上段回し蹴り×20回
 
体捌:捻腰。左右10回
 
千手丸氏:ボビナム型稽古。
 
風門祭が終わって、二週間。気がつけば、12月も6日。今年も一年。色んなことがあった。コロナで閉館。5月末頃から、野天での稽古を再開し、9月からは大任町B&G。そして、10月からか。本拠地福智町武道館に帰還。
 
第34回日本拳法道福岡武道館も中止、日本拳法道の昇段審査会も中止。
 
しかし、そんな中でも、第6回風門祭は成功裡に終わり、今、安堵のため息をついているところである。
 
さて、シーズンが終わった12月から3月までの4ヶ月間。風門では、徹底的に基本の稽古を行う。乱取り・地稽古で乱れた技を、基本で修正して、より確かな土台を作る。この一年のサイクルを、年輪を刻むようにやりこんだ者だけが、結局は、この<御道>の修行に残ることになる。
 
また、この冬場に、福光流の基本・手捌の手も伝授していく。護身用にも使えるし、何より・取手・組討の基礎となる。
 
この手捌は、古術の基本中の基本だが、地味で時間がかかるため、初心者には、逆に教えない。
 
千木丸氏が5級を取ったので、今年の冬は、千木丸氏に沿ったメニューになるよう考えている。
 
打撃・拳法だけではない風門館の面白さが、この冬の稽古となる。武術には、ほんのちょっとしたコツで、驚くような技が生まれる。そういう技の原理を知るというのは楽しい。
 
強い・弱いだけの競い合いなら、稽古量が物を言う。しかし、不可思議な技を学ぶのは、そういう世界とはまた別の魅力がある。
 
武術・武道を楽しく学ぶ。そういう時期も無いと、生涯武道を凡夫が続けることは難しい。
 
風門には、そういう仕掛けがたくさんある。