日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。体験入門有り。田川郡福智町武道館。2021・10・31

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/watch?v=hoNXa703RJ0

 

令和3年10月31日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。

行者:千手丸氏・千木丸氏・T氏。体験入門の方1名。

 

稽古内容 体術総合・体術護身。

 

豊前福光派古術 拍子取1本目:叩き表裏。花手・得手・変手

風門館当身拳法基本素振り12本。1本目~8本目。

蹴込み稽古 左右直蹴り・横蹴り。直蹴り3連。内回し・外回し。

鍛錬手合L1.5 1分2R

 

今日は、久しぶりに体験入門があったので、当て身は基本の素振りから行った。普段、どうしても、受け返し稽古が多いので、こういう機会に、基本に戻ることは重要である。これを繰り返しながら、少しずつ階梯を登っていく。それが、御道の行だと私は考えている。

 

話しが前後するが、前半は、拍子取り。まだまだ、動きがこなれていないが、組み討ちもやらないと、競技に出る、あるいは、日本拳法乱取り競技法で、地稽古を行った場合。受け身を取れないと致命的な怪我をするので、そこも、急がねばならない。

 

拍子取りの稽古は、本日で一旦終了し、来週からは、通常通り、前半は組み討ち、後半は当て身の稽古としたい。

 

また、怪我していたT氏が、復帰。おかげで、充実した稽古が出来た。この動画は、千木丸氏と、T氏のマススパーだが、48歳と46歳とは思えない、動きの軽さで、見ていて感心した。

 

しかも、二人とも打撃を始めたのは、2年ほど前からであるから、40代で、やりたいけど、年齢がと迷っている人には、ぜひ二人の動きを見て、風門館で、体験してもらいたい。40代後半から始めても、十分、できるということを是非知ってもらいたいと思う。

 

本日の体験入門の方は、50代後半。武道などを始めるに当たって、年齢が気になるのは、当然だが、護身術に関して、始める年齢はあまり関係ない思っている。競技武道をやりたいとなると当然、年齢の壁というものがあるが、護身に関しては、そこまで、気にする必要は無いと言える。

 

むしろ、老いて戦闘力が弱ってるからこそ、護身術は必要なのでは無いだろうか?色々な意見はあるだろうが、風門館では、老いてる、あるいは、老いていくからこそ、護身術が必要という考え方で運営している。

 

メニューは、同じメニューで行うが、年齢・性別・経験値・目的を頭に入れながら、個々別々の強度で稽古してもらうので、60代で始めても、十分可能であると思っている。

 

日本拳法道の乱取り競技法を見て、けっこう激しいですね。という言葉をもらうが、競技法自体は、アマチュアとしては、けっこう激しい部類に入るのは確かだ。

 

しかし、競技では無く、護身が目的であれば、稽古内容の強度を調節することで、私は、70代の方でも、問題ないと考えている。

 

風門館の指導員は、全員、他流試合の経験者である。誰もが、強烈な打撃でKOしたり、されたりの経験を持っている。だからこそ、スパーをしても、強度の調整ができる。それが、風門の強みだと思っている。

 

本日も、T氏が、アバラをやっての復帰初日だったので、ボクシングスタイルのマススパーL1.5で取った。首から下はライトコンタクト。面は、スキンタッチ。

 

ここで、熱くなるような未経験者には、ガチを体験させる。ガチを体験することで、普段は、コントロールが出来るようになる。

 

また、50代以降の方は、本人の希望があれば、別だが、完全寸止めの目慣らししか、させない。護身としては、それでも、かなり役に立つと思っている。

 

長々と書いたが、風門館は、<大人のための護身教室>を標榜して活動している。スパーが不安という意見をよくもらうが、初心者や50代以降の方には、無理なスパーの強要とかはないので、安心して、一度体験入門して欲しい。

 

百聞は一見に如かずという。お待ちしています。