日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。居着かないために。変則ボクシングルール。L2。田川郡福智町武道館。11月15日。

 
令和2年11月15日。日曜日。晴れ。
 
行者:千手丸氏・千木丸氏・A氏。顧問:雷電師範。
 
稽古内容:体術総合
 
組討:横掛横捨身・小内・大内。裾固・横蜘蛛・腰車・前落
 
当身受け返し
弾き・横押・鷲掴
 
A氏:鍛錬手合L1。
千手丸氏・千木丸氏。鍛錬手合L2変則ボクシングルール。
 
雷電師範。演武稽古。
 
歩法・体捌き:踊り足四方八方、開き足。
 
来週の風門祭に備えて、最後の調整。
 
千手丸氏は、得意の組技の最後の練り。当て身は、弾きを初めて教える。年輩者増えたので、極力、脳を揺らさない防御法を伝授。
 
スパーは、千木丸氏用に、ボクシングルールで1R。
 
来週、仁駈丸氏と千木丸氏は、鍛錬手合披露と言う演武形式だが、実際は、試合に等しいことを行う。
 
打ち抜いても良い、L3はかなりえぐい。
 
千木丸氏もL3でのスパー経験は、まだ少ないので、かなり緊張していると思うが、護身術として考えた場合。実際に打ち抜かれる恐怖を知っておくことは重要だ。
 
人間は、初めての痛みには、硬直し、居着くという習性がある。
 
風門館が、時々、初心者に、打ち抜きOK!ルールでさせるのも、この恐怖を知り、克服させるためだ。
 
1発目で、人が死ぬことは素人レベルでは希であろう。ただ、その一発目の痛みで、硬直し、居着き、二発目をもらった時が、実は怖い。
 
実際の護身を考えた場合。我々のような素人レベルでも、一発ももらわないという達人的な芸は追わない方がよい。
 
むしろ、もらう。しかし、それで、硬直しない。居着かない。そちらの方が、重要だと風門は考えている。