https://www.youtube.com/watch?v=vSHOJVI2Ovg
今回、168cm・65kで出場して、重量級で85kと100kを破り、無差別級で75kと85kを破り、優勝した柏木選手。素晴らしい選手だった。
無差別優勝まで、体重差平均約25kを4人仕留めての快挙だから、さすがにプロ志望宣言をするだけのことはある。
この試合。唐武会・井上選手も弱い選手ではない、空手は、まだ色帯だが、柔道は初段。打撃もフルコン系の重い連打を繰り返し、馬力もある。
しかし、柏木選手。井上選手の総合歴・打撃経験歴が、短いのを見抜き。その弱点を巧妙に捉え、まったく無駄な動きがない。内容も圧勝。この試合も有効4Pの一本勝ち。
見ていて、気持ちの良くなる勝ち方だった。
と同時に、この無差別決勝が、風門祭の最大の売りなのである。我々、風門の稽古修練の第一義は、<凡夫のための護身>にある。
となると必然的に、無差別での闘いも念頭に置かなければならない。しかし、一方<仕事が最大の護身>と考える風門にあって、怪我は防ぎたい。
では、どうすれば良いのか?それが防具付総合武道と言う、結論に至るわけである。
体重別の一位のみ、無差別で闘える。その経験値は大きい。しかし、怪我は防ぎたいとなると防具しかないだろう。
今後も、多くの人が、風門祭に参加し、安全性と実用性のバランスを兼ね備えた風門祭で経験値を積んで欲しいと思っている。
防具付きは安全性に優れているが、しかし、けっこうきつい。日本拳法道の防具は軽量で有り、グラブは6オンスである。これで、面を打たれると、相手の突きをいかに防ぐか真剣に考えるようになる。
今年、令和2年。10月第2週の日曜日に第6回風門祭を行う。この動画を見て、興味を覚えた個人・団体がありましたら、是非声をかけてください。
風門祭が、草の根アマチュアの<試し合い>の場として機能するよう、今後も我々は、賛同する仲間を募集しています。
二人の健闘を讃える。風門館 福光雲母 拝。