https://www.youtube.com/watch?v=DkfuL4B9pd8
風門祭に参加する選手の目的はそれぞれであろう。総合スタイルに挑戦したいもの。無差別に挑戦したい者。その中でも、年齢の壁に挑む者たちがいる。
私が、41歳の手前2週間まで、現役であった体験から、風門館では、基本。40歳現役制を敷いている。
逆に言うと、41歳になった時点で、基本。現役生活を終えるというのが、風門の基本プランである。
しかし、その壁を福山三段が、軽々と破ってしまった。また、雷電選手も44歳。現役続行宣言を出しているので、このまま、来年まで、現役を続けるとなると、45歳の現役は、数が少ない。
防具付きの良さの一つが、現役年齢の長さが上げられる。日本拳法道ルールなら、45歳までは行けると思うが、それ以上は、後の後遺症が心配なので、風門では、現役定年は45歳までとしている。
そこから先は、あまり勧めていないが、本人の希望があれば、止めるというもとまない。
しかし、二人ともよくやると思う。
私は、40歳の時に、アマKBのリングに二度。全九州硬式空手道選手権。日本拳法道福岡武道館と4つの大会に参加した。当時は、九州でも現役最高齢ではないかと言われて、それだけが自慢だったが、二人には、その記録もあっけなく破られた。
しかし、40からの試合はきつい。
知ってるだけに、二人の、一年間の精進が伝わってきて、心より尊敬の念を抱く。
40過ぎてからの、競技生活は人が思う以上につらい。年齢という壁に挑み続ける二人の健闘を讃える。2019・11・17 風門館 福光雲母 拝。