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男たちの風門祭2019 君はダークホースと呼ばれたことがあるか?

 


第5回風門祭日本拳法道錬成大会 中量級第一試合。

 

https://www.youtube.com/watch?v=kidZJhyQ3I4

 

男たちの風門祭2019 君はダークホースと呼ばれたことがあるか?

 

私はある。1989年・平成元年11月だっただろうか?剣道(中学時代・初段)以外の競技武道未経験の31歳の私が、第4回日本拳法道福岡武道館のコートの上に立っていた。その頃の私は全くの無名だった。その年。どこかの空手の黒帯を撃破し、初戦突破。二回戦で、またしても因縁の日本拳法に面突きをくらい膝を着くダウンで破れる。

 

翌年、日本拳法の黒帯を破るべく(当時は、日本拳法の選手が鉄面で出ていた。)第5回大会に参加。当時無差別(32人くらい)で、シュートボクシング?空手を破り、3回戦で敗退。ベスト8進出。敢闘賞をいただいた。嬉しかった。

 

その後、右脛骨捻転骨折という致命的な事故に遭い、選手生命を諦めていたが、37歳の時に、現役復活。日本拳法道大10回大会30歳以上の部にエントリーし、再び福岡武道館のコートに戻ってきた。

 

その10回で準優勝した頃から、ダークホースと呼ばれるようになった。

 

正直、嬉しかった。無名から、6年かけて、ダークホースに出世した。

 

今、風門祭のダークホースは、風門館・南選手だ。今回、あえて、中量級に平木・南戦を組んだのは、ひょっとすると南選手が抜けるかも知れないという思いがあったからである。つまり、ダークホース。

 

それに対して、平木選手は既に九州の武道・格闘技界隈では、そこそこ名前が売れている。将来修斗のプロを目指している平木選手にとって、風門祭は、出る価値のない消化試合のつもりだったろうが、どっこい、風門祭は、無名大会の割には、実はレベルが高い。

 

意外と出てみるとなぜこんなにレベルが高いの?と主催している私が思うくらいだ。

 

南選手の話しに戻そう。実は、普段の稽古で、南選手、あろうことか、柔道二段・ブラジリアン青帯の平木選手を片膝抑えに取るという場面をけっこうな頻度で出してくる。

 

剣道二段を持っているので、もともと当て勘はいいのだが、それ以上に、古術の組討技法を躊躇無く使い、柔道に組み討ち勝負に出るという無謀なことを平気でやる。

 

しかし、結果として、場数を踏んだ平木選手が延長で先取りして抜けた。

 

まあ、順当ではあったが、密かに、南選手が抜けるかも知れないと思う部分もあり、やはり、試合力は場数が作ると思った次第である。

 

しかし、九州のアマKB・MMAスタイルなどで、名を売りつつある平木選手に、私の心の中で、ひょっとするかもというところまできた南選手を讃えたい。

 

彼には、公開できない事情がありすぎて、自伝的小説を書けば、売れるのでは無いかと思っている。風門館に入って4年か5年。来年1月で二段に昇進する。

 

よく頑張ったと思う。既に、そこそこ名の売れている平木選手に挑み、散っていったがよくここまで伸びた。

 

入門してからこの4年。彼ほど私を激怒させ続けたキャラはいない。しかし、誰からも愛されている。

 

私の付き人をし、宮崎宗範から可愛がられ、平木選手とも仲が良い。

 

未だに、明治の没落した柔術道場のようは雰囲気を漂わせる風門館の中で、ある意味。一番輝いているのが彼かも知れない。

 

風門は、ストーリーを生む。同じく、風門祭もストーリー生む。自分のストリーを草の根やる側として作りたくは無いのか?

 

見るだけの格闘技ファンに挑戦状をつきつけたい。

 

無名からダークホース。それだけでも、出世だ。それぞれのストーリーを生む競技武道の世界。取り分け、あらゆる競技武道・アマ格闘技が交錯するボーダレスな世界。それを紡ぎ出す日本拳法道という磁場が、私は好きだ。

 

我が愛する門中。平木・南両選手の健闘を讃える。

 

2019・10・19 風門館 館長 福光雲母拝。