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風門之儀2024 他流試合歴とは何か? 春期昇段審査会 唐武会熊本 旗本初段・二段自由組手審査2本目 VS 風門館 福山四段。

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https://www.youtube.com/watch?v=7WNBcQI0CzA

 

風門之儀2024 他流試合歴とは何か? 春期昇段審査会 唐武会熊本 旗本初段・二段自由組手審査2本目 VS 風門館 福山四段。

 

なぜ、私が他流試合歴に拘るのか?その理油を明らかにしておこう。現在、風門館の平均年齢は、53.3歳である。従って、大会に出て勝つというような稽古は不可能で有り、護身・健身・修身の三位一体を図るべく、皆で、護身と健康を目的に楽しんで稽古している。

 

このこと自体は、問題ではない。私は、元々護身に関心があって、武道の稽古を続けてきたので、あまり、スポーツ的な勝ち負けに拘ると言う価値観そのものがない人間だった。

 

だから、私自身、5種類のルールで、15本のトーナメントに出たが、ゲームとしての

の勝ち負けより、怪我をせずに、帰還することに特化した稽古をしてきた。

 

そのノウハウはかなり長けていると思う。

 

ところが、私の話しの何を勘違いしたのか?自分自身は、試合に一度出たただけで、人には、他流試合をどんどん勧めるという信じられない、人間が門下から出てしまった。しかも、2年ほど、私の下で修行させて、本来早かったのだが、少年部の指導補助が必要だったので、初段を取らせたところ。勝手に独立。

 

その苦い経験があるので、黒帯には、勘違いさせないよう、その後は、段位に値する稽古をしていない者には、推薦はださないようにしている。

 

護身・健康目的なら、年齢も関係ないし、他流試合歴など必要性はないのだが、やがて、黒帯をしめて、後進の指導にあたるようになると物事を簡単に考えている人間は、とんでもない指導をするようになるので、そこが怖い。

 

日本拳法道ルールは、防具付きだから安全性の高さを売り物にしているが、実は、それほど安全なルールと言うわけでは無い。

 

あくまでも、比較論として、防具無しよりは安全だと言っているに過ぎない。

 

打撃の事故もあるが、一番怖いのは関節と投げ技だ。特に膝付き背負い・膝付き肩車・大外。裏投げ・居反り系の技。低い投げ技・後頭部を打つ投げ技は非常に怖い。

 

受け身がしっかり取れていない段階で、こういう技を喰らうと最悪、首の骨を折るという事故が起きかねない。まして、試合に出ると柔道・レスリング、今ならブイラジリアン系と当たる確率はかなりの頻度である。

 

だから、黒帯には、その段位に相応しい技量と共に、リスク管理の注意深さが必要となる。ところが、他流試合経験のない、しかも、想像力の欠如した人間というのがどうしても紛れ込む。

 

このタイプは、物事を軽く考えるので、自分は経験値がないにも関わらず、他人には試合をさせたがるという、やる側では無くて、格闘技ファンのような見る側の人間意識で、マッチメイク好きという悪癖を持っていることが多い。

 

風門館では、見る側の人間は、自然に残らないようにしている。無理なことはさせないが、格闘技ファン的な体質を見つけると、私は試合に極力出すようにしている。それで、辞めていく。そういう見る側意識の人間は、第一、試合に出る以前に、防具付きのフルガチである、レベル3を経験すると辞めていく。

 

茶帯で人が消える由縁である。

 

現在の風門館の黒帯の平均年齢は、53歳だが、全員、フルガチ他流試合経験者で揃えている。

 

全員、ルールが違うと戦術が変わると言うことも理解しているし、投げ技の怖さも十分承知している。

 

何ごともそうだが、人は痛い目に会わないと分からない部分がある。しかし、その痛い目が、生涯を左右する事故であってはならない。

 

だから、風門館では、自分が経験していないレベルの試合を後進に勧めることを厳に戒めている。

 

この動画の旗本初段と福山四段。他流試合歴は半端ない。私も、アマチュア草の根としては、かなりの他流試合歴を誇っていたが、もう二人には抜かれているかも知れない。

 

こういう人材が、今後は、日本拳法道連盟、及びNKD日本拳法道競技連盟の明日を支えていくのだろうと思うと私の36年間も無駄ではなかったと言えるだろう。

 

いい、審査会だったと思う。

 

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