日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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日本拳法道形。強化月間。体術総合・体術護身。in福智町武道館。2019・11・24


風門館徒然。日本拳法道上受けの形。稽古風景。in福智町武道館:2019・11・24

 

https://www.youtube.com/watch?v=PAqcrbR-cpo

 

令和元年11月24日。日曜日。晴れ。於福智町武道館。

 

行者:木霊丸氏・常磐丸氏・童子丸氏・瀬音丸氏。

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術素手第二法取手 変手(奥伝)拍子取1本目。叩表裏

 

風門館当身拳法素振り一二箇条

 

1本目:3種拳 波動拳・雷神波・風神波

2本目:基本構えから直突

3本目:基本構えから振り突き

4本目:基本構えから揚げ突き

5本目:基本構えから交互直蹴り

6本目:組み手構えから左右直突き

7本目:組み手構えから交互直蹴り

 

日本拳法道形 12本

 

1週間前の稽古禄なので、内容はうろ覚えだが、改めて、体術総合と体術護身の合同稽古はやりにくいと思った。

 

当たり前のことだが、童子丸氏は、打撃経験も豊富、柔道二段・ブラジリアン青帯と言っても、風門スタイルの基本をやったことがない。

 

風門館では、4月頃から、11月の福岡武道館までは、大会用のメニューを組む。

この大会用のメニューは、流派が違っても、特に気にならないが、

 

この大会が終わってからの12月から3月までは、護身用の福光流の取手と日本拳法道の基礎基本を徹底的にやる。

 

試合稽古が行書、試合が草書だとすると、この冬場は、楷書に戻るわけである。

 

わたしからするとなんと言うことも無い内容なのだが、他流派出身者は、この段階で、戸惑う。私も戸惑う。

 

組手が出来るのに、なぜ、この基本が出来ないんだ?そこらへんが流儀の違いなんだろうとは思うんだが、童子丸氏もびっくりするくらいできない。

 

また、彼は、ベースが格闘技なので、福光流の拍子取りとかになると、当然、全くの素人なので、短刀の突き方から教えなくてはならない。

 

だから、前へ進まない。古術では、1単位時間にどれほど手数を稼いだかで、その腕前を量るという習性があるが、これは、真実をついていると思う。

 

童子丸氏自体、護身目的ではないので、迷惑なメニューだろうとは思うが、風門は、元々、多忙な社会人のための護身術を修練する場としてもうけられているので、4ヶ月間は風門スタイルに付き合ってもらう。

 

彼もいずれ老いる。格闘技だけでは無く、武術色の強い風門の古伝体術を学ぶのも一興では無いかと考えている。