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奇縁という言葉がある。私と秋月流柔術宮崎宗家との再会は、まさしくそれにあたるかも知れない。
秋月藩の宮崎と言えば、多少歴史をかじったものであれば、あの宮崎かと思う人もいるかもしれない。実にその宮崎氏の一族である。
ただ、私は古伝の秋月流を見たことが無い。私の知っている秋月流は、完全な総合格闘技で、何でもできるが、特に寝技に長けている印象が強い。
その<世界の宮崎(本人がそう自称している)>が、どういう訳か、仕事の関係で田川に住んでると言うことで、風門へ稽古にきたいと連絡があってから、半月ほど立っただろうか?最初は、事情が飲み込めなかったが、だんだん話がかみ合うようになり、昨日の稽古で、それが実現した。
元々、私は寝技が苦手で、ざっくりした知識しか無い。寝技10秒制限の日本拳法道ルールでは、それで間に合ってきたのだが、ブラジリアン柔術が隆盛を極める昨今。なかなか、そういう訳にはいかなくなっった。
千手丸氏のために寝技の強化をしなければと思っていたところに、不思議なことに宮崎宗家が現れるから、千手丸氏には何か強い引きのようなものがあるのだろうと思う。
ただ、風門の場合、あくまでも日本拳法道ルールを主体とする稽古なので、寝技中心の稽古はできない。そこを今後どう組み立てていくか。今から悩ましいところである。
仕事の関係で、秋月流も道場を閉鎖していたそうだが、秋月流復活に、風門も手を貸せるなら意義あることだと思っている。
この記事を読んだ秋月流元門人の方々がいれば、宮崎宗家に直接、連絡を取っていただきたい。宮崎宗家が喜ぶであろう。
年は取っても、昔取った杵柄で、相変わらず現役バリバリのH君相手にスパーしてるところがすごい。スパーとか、久しぶりのはずだが、元気の良さに驚く。
H君と宮崎宗家の参加で、風門にも勢いが出てきた。指導体制もばっちりなので、後は、新人が欲しいところである。